“夏のせい”で人生が変わった?気持ちが動く本当の理由

青空の下、遠くを見つめる女性の姿。画像中央に「夏のせいで変わった私」というテキスト。 暑さ対策

公開日:2025年7月5日|執筆者:ルポライター みく(21歳)

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この記事を読んでわかる事

  • 夏の暑さが本当に人の気持ちや行動を変えるのかどうか
  • 私が実際に体験した「夏のせい」エピソード
  • なぜ夏になると恋愛も人間関係も動きやすくなるのか
  • 暑さを理由にして踏み出せた具体的な体験談

正直に言うと、私は「暑い夏のせいにしちゃえばいい」という言葉が大嫌いだった。

去年の夏まで。

なんか無責任じゃない?って思ってたんです。でも、実際にこの言葉に背中を押されて行動してみたら、想像以上に自分が変わった。今回は、その体験と、なぜこの言葉が効くのかを、私なりに調べて考えたことを書いてみます。

きっかけは友達の一言だった

去年の8月、クソ暑い日に友達のユイと喫茶店にいた時のこと。私は当時付き合ってた彼氏との関係に悩んでて、でも別れる勇気もなくて。愚痴を聞いてもらってたんです。

もう、どうしたらいいかわからない」って言ったら、ユイが氷の溶けたアイスコーヒーをかき混ぜながら、ぽつりと言ったんです。

「みく、もう暑い夏のせいにしちゃえばいいじゃん。私も去年、暑すぎてイライラして上司に本音ぶちまけたら、なぜか関係良くなったよ」

その時は「は?」って思ったけど、でも確かに、暑いとなんか普段言えないこと言っちゃうよなあ、って。

で、実際にその日の夜、彼氏に「暑くて頭回らないから、はっきり言うけど」って前置きして、溜まってた不満を全部ぶちまけました。結果、別れることになったんですが、なんかスッキリした。普通だったら絶対に言えなかったことを、「暑いせい」って理由があったから言えたんです。

みく
みく

“暑さのせい”にして本音ぶちまけたらスッキリ…夏って時々味方だわ🌻

左は気持ちよく日光を浴びる女性、右は汗だくで暑さに苦しむ女性。夏の気候の対照的な表現。
同じ夏でも感じ方は人それぞれ。心地よさと過酷さが共存する季節の一面を描いた対比的な構図です。AIが描いたイメージです。

この体験がきっかけで、暑さと人の行動について調べてみました。

心理学の本を何冊か読んだんですが、確かに気温が高いと人って衝動的になりやすいみたい。認知心理学では「認知資源の枯渇」っていう現象があって、暑さで脳が疲れると、普段なら理性で抑えてることが出やすくなるんだって。

でも、これってネガティブなことだけじゃないんですよね。

私の場合、今年の6月に突然「髪切りたい」って思って、いつも行く美容院じゃなくて、ちょっと高めのサロンに飛び込みで入ったんです。「暑くて髪が邪魔で」って理由で。結果、人生で一番似合う髪型になって、美容師さんとも仲良くなって、今でも通ってます。

普通だったら「予約取れない」「高い」「失敗したら嫌」って理由でやらなかったと思う。でも暑さで「もうどうでもいいや」ってなったから踏み切れた。

夏って「今しかない」感がすごい

これも調べてて知ったんですが、夏って「限定性」を感じやすい季節なんですって。行動経済学の本に書いてあったんですが、「今しかできない」って思うと人は動きやすくなる。

私も今年、ずっと行きたかった沖縄に一人旅したんですが、きっかけは「今年の夏逃したら、もう機会ないかも」って思ったから。実際行ってみたら、現地の人たちとの出会いがあって、価値観変わりました。

地元のおばあちゃんに「一人で来るなんて偉いね」って褒められて、なんか自信ついたんです。

みく
みく

“今しかない”って思って沖縄ひとり旅したら、地元のおばあに褒められて泣きそうになった🥹

恋愛にも「暑い」は効く

これは私の友達の話なんですが、今年の夏、ずっと片思いしてた先輩に告白して付き合うことになったんです。

きっかけは大学の図書館で。エアコンが壊れてて、みんな暑い暑い言ってる中で、

「暑すぎて頭おかしくなりそうなんで、ちょっと聞いてもらっていいですか」

って前置きして告白したんだって。

先輩も「この暑さで真面目な話されるとは思わなかった」って笑って、それで話が弾んで、結果オーライだったみたい。

「暑い」って共通の敵がいると、確かに話しかけやすくなるよなあって思います。

私が実際にやってみたこと

「夏のせい」で人生が変わった実例

「夏のせい」で人生が変わった

理由付けの魔法で続いた4つの習慣
この一年間で「夏のせい」にしてやったことを振り返ってみました。
どれも、普通だったら「また今度」って先延ばしにしてたと思います。
🏃‍♂️
朝ランを始めた
継続10ヶ月
🌡️ 夏のせいにした理由
“暑くて夜眠れないから朝走る”
実際の結果
なぜか続いている。もう10ヶ月も習慣化に成功!
10
ヶ月継続
300+
回実行
👕
断捨離
完了済み
🌡️ 夏のせいにした理由
“暑くて部屋にいるのが嫌だから”
実際の結果
服を大量に処分。好きな服だけ残って、毎日の服選びが楽になった。
80%
処分率
5分
選択時間
💻
プログラミング学習
スキル習得
🌡️ 夏のせいにした理由
“暑くて外出たくないから家で勉強”
実際の結果
簡単なサイトが作れるようになった。新しいスキルを習得!
3
サイト制作
キャリア
👥
人間関係の整理
ストレス激減
🌡️ 夏のせいにした理由
“暑くて面倒なことしたくない”
実際の結果
消耗する友達との付き合いをやめた。ストレス激減で心の余裕が生まれた。
70%
ストレス減
良質
関係のみ
「夏のせい」の魔法
「夏のせい」という絶妙な理由付けが、普段なら先延ばしにしてしまう行動を実行に移すきっかけになりました。

完璧な動機を待つより、ちょっとした言い訳の方が実は効果的。季節や天気という「外的要因」にしてしまうことで、自分への期待値も下がり、気軽に始められるのかもしれません。

結果として人生が大きく変わったのは、まさに予想外の副産物でした。

データで見る夏の変化

ちなみに、気になって調べてみたら、夏って確実に人の行動が変わるみたい。

総務省の社会生活基本調査を見ると、夏は他の季節より外出する人が多いし、新しい活動を始める人も多い。マッチングアプリの利用率も夏がピークらしいです。

でも、正直言うと、統計とかより自分の体験の方が説得力あるなって思ってます。

みく
みく

夏ってマッチングアプリ利用率もピークらしいけど…やっぱ体感の方が信じられる🌞

注意したいこともある

ただ、暑さに任せて失敗したこともあります。

去年、あまりに暑くてイライラして、バイト先で店長に文句言ったら、シフト減らされました。衝動的になりすぎるのも考えものです。

あと、夏に始めたことが秋に続かなくなることもある。気温下がると、なんか冷静になっちゃうんですよね。

でも、それでもいいんじゃないかって最近思ってます。完璧じゃなくても、動いてみることに意味があるから。

今年の夏は何する?

公園でピクニックをしながらスイカを食べて笑い合う若者たち。後ろではフリスビーで遊ぶ人たちも見える。
夏の青空の下、スイカと笑顔が広がるピクニックのひととき。仲間と過ごす開放的な時間が心を豊かにしてくれます。AIが描いたイメージです。

この記事書いてて思ったんですが、今年はもっと「夏のせい」を活用したいです。

実は、ずっと興味があった陶芸をやってみたくて。でも「下手だったら恥ずかしい」「時間がない」って理由でやらずにいたんです。

でも、「暑くて土に触りたくなった」って理由なら、始められそう。この記事公開したら、すぐ体験教室申し込みます。

この記事を読んで分かったことと考えるべきこと

分かったこと:

  • 暑さは確実に人の気持ちと行動を変える
  • 「夏のせい」は言い訳じゃなくて、行動のきっかけ
  • 完璧じゃなくても、動いてみることに価値がある
  • 季節を味方につけると、普段できないことができる

考えるべきこと:

  • 自分は何を「夏のせい」にしたいか
  • 衝動と計画のバランスをどう取るか
  • 失敗を恐れずに挑戦する勇気をどう持つか
  • 季節の変化を自分の成長にどう活かすか

「暑い夏のせいにしちゃえばいい」

この言葉、最初は無責任だと思ってたけど、今は魔法の呪文だと思ってます。完璧な理由なんていらない。ちょっとした言い訳があれば、人は動ける。

「今すぐ始める」ために必要なもの

この記事を読んで「私も何か始めたい」って思った人、いませんか?

私が朝ランを10ヶ月も続けられた理由の一つは、「暑いから朝走る」って決めた日に、すぐに必要なものを揃えたことでした。

「今度でいいや」って思った瞬間、きっと行動しなくなる。だから、今この瞬間の「やってみたい」気持ちを大切にしてほしいんです。

🏃‍♂️ もし朝ランを始めたいなら

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💡 私が実際に使ってみた感想

最初は「続くかわからないし…」って思ったけど、専用のものを使うと気分が上がる。「せっかく買ったんだから」って理由だけでも、最初の一歩は踏み出せました。

今年の夏、「暑いから○○する」って理由で何か始めませんか?

完璧じゃなくても、動いてみることから全てが始まります。

私も今から陶芸教室に電話します。一緒に、この夏を特別なものにしましょう。


執筆者プロフィール:
みく(21歳) 
https://aigirl.wpx.jp/news2025/purohu/

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