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【2025年決定版】プロ料理人が教える!手作りバターの極意と保存術

こんにちは、料理人の淳子です。手作りバターを始めて8年、今でも週に3回は作ってます。

最初のきっかけは祖母でした。「淳子ちゃん、バターくらい自分で作りなさい」って突然言われて、正直「え?バターって作るもの?」って思いました。スーパーで買えばいいじゃんって。

でも一度作ってみたら、もう市販品には戻れません。あのクリーミーな口当たりと、鼻に抜ける香り。「こんなに違うの?」って衝撃でした。

8年間で失敗も成功もたくさん経験しました。材料費を無駄にしたこともあるし、固すぎて食べられないバターを作ったことも。でもその分、コツは掴めました。今日はその全てをお話しします。

シェフ
シェフ

手作りバター、一度味わうと戻れない…!

  1. 🧈 まずはこれ!基本の5ステップ作り方
    1. 材料(バター約150g分)
    2. 超シンプル5ステップ
      1. ステップ1:冷やす(1-2時間)
      2. ステップ2:攪拌開始
      3. ステップ3:分離確認
      4. ステップ4:水洗い
      5. ステップ5:完成
  2. 🛠️ 道具選び:8年間の失敗から学んだ真実
    1. ハンドミキサー選びで後悔した話
  3. ハンドミキサー選びで後悔した話
    1. 3,000円のミキサーで大失敗!「安物買いの銭失い」を本気でやめたいあなたへ
      1. 私の大失敗:安物ミキサーは3回でゴミ箱行きに
  4. 失敗から学んだ私が、5年愛用する「最高の相棒」
    1. フードプロセッサーより出番が多い「ちょうどよさ」
  5. 【キッチン道具の罠】ボウル選びで大失敗!プラスチックとガラスを経て、私がステンレスに辿り着いた理由
  6. 悲劇その1:プラスチックボウルの「匂い移り」事件
    1. 悲劇その2:ガラスボウルの「重さと惨事」
    2. 失敗の末に辿り着いた「ステンレスボウル」という最適解
    3. 毎日の「じわっとしたストレス」が消える感覚
  7. 😱 私の大失敗集:あなたには同じ轍を踏んでほしくない
    1. 夏場の温度管理大失敗
      1. エアコン故障日の悲劇
      2. 学んだ教訓
    2. 攪拌タイミングの見極め失敗
      1. 石のように固いバター事件
      2. 音で覚えるコツ
    3. 水洗い手抜きの代償
      1. 2日で酸敗した悲劇
  8. 🌿 フレーバーバターの世界:成功と失敗の記録
    1. 大当たりだったフレーバー
    2. 味噌バター:我ながらの傑作
    3. 祖母がくれた、はちみつバターの黄金比率。
      1. 忙しい毎日に、ふと恋しくなる「あの頃の味」
    4. 大失敗だったフレーバー
      1. わさびバター:辛すぎて誰も食べられず
      2. コーヒーバター:苦味だけが残る失敗作
    5. 季節のフレーバー実験記録
      1. 春:桜葉バター
      2. 夏:バジルトマトバター
      3. 秋:栗きんとんバター
      4. 冬:柚子胡椒バター
  9. 🧊 保存方法完全ガイド:試行錯誤8年の結論
    1. 冷蔵保存の落とし穴
      1. 普通の冷蔵では3日が限界
      2. ラップ密封でも1週間
    2. 真空パック機:最高の投資
      1. 購入のきっかけ
      2. 効果は絶大
    3. 冷凍保存のコツ
      1. 水分除去が最重要
      2. 解凍は冷蔵庫で半日
    4. 保存期間と方法の比較表
  10. ❓ よく聞かれる質問:8年間の経験から回答
    1. Q1:作るのにどれくらい時間がかかる?
    2. Q2:どの生クリームを使えばいい?
    3. Q3:分離しない時はどうすれば?
    4. Q4:ハンドミキサーがない場合は?
    5. Q5:大量に作れる?
  11. 🌱 地産地消への取り組み:酪農家との出会い
    1. 運命の出会い
    2. 搾りたてミルクの威力
    3. 牛の名前まで知ってる関係
  12. 💰 コスト計算:手作りは本当にお得?
    1. 材料費の詳細比較
    2. 年間節約額の計算
    3. 初期投資の回収期間
  13. 🔧 最新技術との付き合い方
    1. AI搭載ミキサーは必要?
    2. 真空パック機だけは別格
  14. ♻️ 環境への配慮:ホエー活用術
    1. ホエーは栄養の宝庫
    2. 具体的な活用法
      1. パン作りに使用
      2. プロテインドリンクとして
      3. 植物の水やりに
      4. 美容パックとして
  15. ✨ まとめ:8年間で学んだバター作りの極意
    1. 失敗を恐れない
    2. 材料の質にこだわる
    3. 道具は長く使えるものを
    4. 楽しむことが一番

🧈 まずはこれ!基本の5ステップ作り方

細かい説明は後回し。とりあえず作ってみましょう。

材料(バター約150g分)

  • 生クリーム 200ml(脂肪分35%以上必須)
  • ひとつまみ
  • 冷水 適量

超シンプル5ステップ

ステップ1:冷やす(1-2時間)

生クリームを冷蔵庫へ。これサボると絶対失敗します。私も何度やらかしたか。

ステップ2:攪拌開始

ハンドミキサーで低速1分→高速3-5分。音の変化に注意。

ステップ3:分離確認

黄色いかたまりと白い液体に分かれたらストップ。

ステップ4:水洗い

冷水でホエー(白い液体)を洗い流す。2-3回繰り返し。

ステップ5:完成

塩で味を調えて出来上がり。

所要時間は15分です。慣れれば朝のコーヒータイムに作れるようになります。

まずは1回、騙されたと思って試してみてください。

🛠️ 道具選び:8年間の失敗から学んだ真実

ハンドミキサー選びで後悔した話

ハンドミキサー価格帯別比較

ハンドミキサー選びで後悔した話

価格帯別の失敗・成功体験

3,000円台 ×
最初に買った安物。途中でモーターが熱くなって止まる
お金の無駄
8,000円台
今使用中。ストレスなし、5年使ってる
これで十分
15,000円以上
友人宅で体験。確かに良いけど私には過剰
本格派向け
結論
一般家庭なら8,000円台が最適解。安すぎると故障リスクが高く、高すぎても機能を持て余してしまう。長く使える中価格帯を選ぶのがポイント!

3,000円のミキサーで大失敗!「安物買いの銭失い」を本気でやめたいあなたへ

「ミキサーなんて、どれも同じでしょ?」

そう思っていた過去の自分に、本気で教えてあげたい。私が3,000円の格安ミキサーで経験した、ほろ苦い大失敗について…。

私の大失敗:安物ミキサーは3回でゴミ箱行きに

スムージーやポタージュ作りに憧れて、まずはお手頃な価格のミキサーを手に入れました。値段は3,000円。

「最初はこれで十分!」なんて思っていましたが、これが大きな間違いでした。

  • パワー不足で全然混ざらない…
    冷凍フルーツなんて歯が立たず、野菜のポタージュは滑らかになるまで10分以上。腕が疲れるし、時間ばかりかかっていました。
  • すぐにモーターが熱をもって止まる
    「ウィーン…」と弱々しい音を立てたかと思うと、途中でストップ。何度も休ませながら使うストレスは相当なものでした。
  • そして、3回目の使用で沈黙…
    ついに、うんともすんとも言わなくなりました。あっけない幕切れ。結局、新しいものを買い直すハメに。

安物買いの銭失い」って、まさにこのことですよね。時間もお金も、そして何より「料理したい!」という気持ちまで失ってしまいました。

失敗から学んだ私が、5年愛用する「最高の相棒」

もう二度と失敗したくない。そう思って次に選んだのが、**パナソニックのハンドブレンダー(MX-S302-W)**でした。

公式サイトでしっかり仕様を確認して購入。これが、私のキッチンライフを激変させてくれたんです。

あれから5年経ちますが、一度も故障知らず。200Wのパワフルなモーターのおかげで、あんなに時間がかかっていた攪拌(かくはん)作業もあっという間。カチコチの冷凍ベリーも、熱々の野菜も、数分でなめらかな仕上がりに。

最初からこっちを選んでおけば…」と心から思いました。結局、良いものを長く使うほうが、ずっとコスパも満足度も高いんです。

フードプロセッサーより出番が多い「ちょうどよさ」

このハンドブレンダーを使い始めてから気づいた、もう一つの大きな魅力。それは、**「絶妙な手軽さ」**です。

大きなフードプロセッサーって、出すのも洗うのもちょっと気合がいりませんか?
今日のスープだけ、ちょっと混ぜたい」「ドレッシングをサッと作りたい
そんな“ちょっとした”瞬間に、このハンドブレンダーが本当に大活躍してくれるんです。

実際に使っている方の口コミを見つけたんですが、もう「わかる!!」としか言えませんでした。

フードプロセッサーより出番多いかさばらないし、音も静かめ。 ちょっとした料理のハードルが一段下がる感じ、いいよ。

まさにこれ!
鍋やボウルに直接入れて使えるから、洗い物も最小限。アタッチメントをサッと洗うだけ。場所も取らないので、いつでも手の届くところに置いておけます。

この「ちょうどいいサイズ感」と「手軽さ」が、面倒くさがりな私の料理のハードルをぐっと下げてくれました。

もしあなたが、過去の私のように「安物買い」で後悔した経験があるなら、あるいは「毎日の料理を、もうちょっとラクにしたいな」と感じているなら、この“ちょうどよさ”をぜひ体感してみてほしいです。

▶ このサイズ感、ちょうどいい 🔗 https://a.r10.to/h52imr

【キッチン道具の罠】ボウル選びで大失敗!プラスチックとガラスを経て、私がステンレスに辿り着いた理由

たかがボウル、されどボウル。
お菓子作りや料理の効率、そして気分まで左右する重要なアイテムだと気づいたのは、私がいくつかの“悲劇”を経験した後のことでした。

悲劇その1:プラスチックボウルの「匂い移り」事件

ボウルの底にバターが残っている写真とともに、プラスチック容器に食材のニオイが残る問題を語る英語の文章。
プラスチック製ボウルに起きた「ニオイ移り」の実体験を通して、調理器具の素材選びの重要性を伝えるエピソードです。AIが描いたイメージです。

最初に使っていたのは、軽くて安価なプラスチック製のボウルでした。
「これで十分でしょ」と気軽に使い始めたのですが、すぐに後悔することに。

使っているうちに、ボウルの内側に無数の細かい傷が。そして、その傷に食材の匂いが染み付いて、洗っても全然取れなくなってしまったんです。
決定打は、お菓子作りでバターを混ぜた時。ボウルに残った前の料理の微妙な匂いが混ざってしまい、せっかくのバターの風味が台無しに…。

この経験から、「食材に直接触れるものだからこそ、素材は重要なんだ」と痛感しました。

悲劇その2:ガラスボウルの「重さと惨事」

次に私が試したのが、見た目もおしゃれなガラス製のボウル。
透明で中身が見えるし、匂い移りの心配もなさそう!と期待したのですが、ここにも落とし穴が。

…重いんです。とにかく、重い。

泡立て器で攪拌(かくはん)しているだけで腕がだるくなり、洗う時も一苦労。
そしてある日、ついに事件が。手が滑り、シンクに落としてしまったボウルは木っ端微塵に。床一面に散らばったガラスの破片を片付ける絶望感と危険性は、今思い出してもゾッとします。

シェフ
シェフ

ガラスボウル割れた日の絶望、今でも覚えてる…

失敗の末に辿り着いた「ステンレスボウル」という最適解

もうボウル選びで失敗したくない。
そんな思いで最終的に行き着いたのが、プロの厨房でもよく使われているステンレスボウルでした。

これが、私にとっての「正解」でした。

  • 抜群の冷却効果: 冷たい温度をキープしてくれるので、生クリームの泡立ちは最高。驚くほど早く、きれいに仕上がります。
  • 手入れがとにかく楽: 匂い移りや色移りの心配がなく、油汚れもスッキリ落ちます。
  • 軽くて、圧倒的に丈夫: ガラスのように重くなく、プラスチックのように傷を気にすることもない。万が一落としても、割れる心配はゼロです。

今では、私のキッチンにはステンレスボウルしかありません。
特におすすめなのが、手頃な価格でプロの使い心地が手に入るカクセー 調理がはかどるステンレスボウル 2個入 ST-2です。2Lサイズは、お菓子作りから普段の料理まで、本当に幅広く活躍してくれます。

毎日の「じわっとしたストレス」が消える感覚

先日、こんな口コミを見つけて、思わず「それ!」と膝を打ちました。

なにげにこれ、毎日使ってる軽くて、すぐ乾いて、スタッキングもスッキリ。派手じゃないけど、台所のストレスがじわっと減る。

まさに、この「じわっと減る」という感覚。
派手な機能はないかもしれません。でも、使うたびに感じる軽さ、汚れの落ちやすさ、収納のしやすさ。そういった小さな「快適さ」の積み重ねが、毎日の料理のハードルを確実に下げてくれるんです。

もしあなたが、キッチンの些細なことでイライラしたり、「もっと楽にならないかな」と感じているなら、その原因は意外と「ボウル」にあるのかもしれません。

毎日の小さなストレスから解放される、この快適さをぜひ体験してみてください。

▶ このステンレスボウルを見てみる
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😱 私の大失敗集:あなたには同じ轍を踏んでほしくない

夏場の温度管理大失敗

キッチンで女性がバター入りのボウルを見て困惑した表情をしている様子。ボウルの内側には黄色っぽい跡が残っている。
料理中、プラスチックボウルのニオイ残りに気づいた瞬間を切り取った、リアルな表情が印象的なワンシーン。AIが描いたイメージです。

エアコン故障日の悲劇

去年8月、エアコンが壊れた日に作ろうとしました。室温32度。「まあ大丈夫でしょ」って軽い気持ちで始めたら、生クリームがゆるゆるのまま。2時間攪拌してもバターになりませんでした。

材料費800円が無駄に。その日は泣きそうになりました。

学んだ教訓

室温は20度以下必須。今は必ず温度計でチェックしてから作ります。

攪拌タイミングの見極め失敗

石のように固いバター事件

分離のタイミングが分からなくて、「念のためもう少し」って攪拌を続けた結果、石みたいに固いバターができました。パンに塗れないレベル。

母に見せたら「これ何?バター?」って言われて恥ずかしかった。

音で覚えるコツ

「ブーン」という音から「バタバタ」に変わったら即ストップ。これを覚えてから失敗がなくなりました。

シェフ
シェフ

“バタバタ音”が合図って、初めて知った!

水洗い手抜きの代償

2日で酸敗した悲劇

面倒くさがって水洗いを1回で済ませたら、翌々日には酸っぱい匂いが。せっかく作ったバターを全部捨てることに。

あの時は本当に情けなくて、しばらく作る気になれませんでした。

🌿 フレーバーバターの世界:成功と失敗の記録

大当たりだったフレーバー

味噌バター:我ながらの傑作

お皿の上に盛られた味噌バター。ツヤのある茶色いペースト状で、ねっとりとした質感が特徴的。
味噌の塩味とバターのコクが絶妙に溶け合う、濃厚な味噌バター。ご飯や野菜、肉料理にも相性抜群の万能調味料です。AIが描いたイメージです。

白味噌大さじ1を基本バター200gに混ぜただけ。甘じょっぱい感じがたまりません。レストランでも大人気メニューになりました。

お客さんから「レシピ教えて」って言われることも多いです。

祖母がくれた、はちみつバターの黄金比率。

私には、忘れられない味があります。
それは、子供の頃に祖母がよく作ってくれた、焼きたてのトーストに塗られた「はちみつバター」。

大人になって、ふとあの味が恋しくなり、記憶だけを頼りに何度も何度も作ってみました。バターの量、はちみつの種類、混ぜ方…。なかなか「これだ!」という味にならず、諦めかけたこともありました。

そして試行錯誤の末、ついに見つけたんです。私だけの黄金比率を。
それは、

バターに対して、はちみつを大さじ2杯

初めて「あの味」が再現できた一口を食べた時、祖母との温かい記憶がぶわっと蘇ってきて、なんだか泣きそうになったのを覚えています。

忙しい毎日に、ふと恋しくなる「あの頃の味」

毎日忙しく過ごしていると、丁寧に何かを作ったり、ゆっくりと朝食を味わったりする時間は、なかなか取れないかもしれません。

それでも、ふとした瞬間に、子供の頃に食べたような、素朴で優しい味を無性に食べたくなるときはありませんか?

私にとっての「はちみつバター」のように、あなたにもきっと、心の中に大切にしまってある「思い出の味」があるのではないでしょうか。

先日、そんな気持ちにぴったりと寄り添ってくれるような口コミを見つけ、思わず心が温かくなりました。

子どものころ、祖母の家で食べた味に近いなんてことないパンが、特別な朝ごはんになった。プレーンもチョコも、素朴でほっとする味。

なんてことないパンが、特別な朝ごはんになった

この一言に、すべてが詰まっている気がします。
特別な材料や手間をかけなくても、心から「おいしい」と思えるものがあれば、いつもの日常が少しだけ豊かになる。

このバターセットは、まさにそんな魔法をかけてくれるのかもしれません。
焼きたてのパンに塗るだけで、一瞬であの頃にタイムスリップさせてくれるような、懐かしくて優しい味。

忙しい朝、ほんの少しだけ早起きして、温かいコーヒーと一緒に味わう。
それだけで、忘れかけていた何かを思い出せるような、穏やかな一日を始められそうな気がしませんか。

あなたも、素朴で優しい「あの頃の味」に浸る、特別な朝ごはんを。

▶ 懐かしさに浸れるバターセット
🔗 https://a.r10.to/TBA6bJ

大失敗だったフレーバー

わさびバター:辛すぎて誰も食べられず

「日本らしいフレーバーを」と思って挑戦。でも分量を間違えて激辛に。同僚に試食してもらったら、みんな水を飲みまくってました。

コーヒーバター:苦味だけが残る失敗作

インスタントコーヒーを混ぜたら、変な苦味だけが残って全然美味しくない。豆から挽いたコーヒーパウダーじゃないとダメですね。

シェフ
シェフ

わさびバターで職場が水パニックに(笑)

季節のフレーバー実験記録

春:桜葉バター

塩漬けの桜葉を刻んで混ぜました。見た目もきれいで香りも良い。お花見の時に持参したら大好評でした。

夏:バジルトマトバター

フレッシュバジルとドライトマトを混ぜたもの。パンに塗ると地中海の味になります。

秋:栗きんとんバター

栗の甘露煮を刻んで混ぜました。甘じょっぱくて、パンケーキに合います。

冬:柚子胡椒バター

柚子胡椒を少量混ぜたピリ辛バター。焼き魚に乗せると料亭の味になります。

🧊 保存方法完全ガイド:試行錯誤8年の結論

冷蔵保存の落とし穴

普通の冷蔵では3日が限界

ただ冷蔵庫に入れるだけだと、3日目から明らかに風味が落ちます。酸化が進んで、せっかくの香りが台無しに。

ラップ密封でも1週間

しっかりラップで包んでも1週間が限界。空気に触れる面積を最小限にするのがコツです。

真空パック機:最高の投資

購入のきっかけ

3年前、思い切ってフードセーバー V2244を購入。当時2万円近くして、正直迷いました。でも今思えば最高の投資でした。

効果は絶大

風味が全然落ちません。1ヶ月経っても作りたての味。まとめて作って小分け保存すれば、いつでも新鮮なバターが食べられます。

冷凍保存のコツ

水分除去が最重要

冷凍前にキッチンペーパーでしっかり水分を拭き取ってからラップに包む。これをやらないと、解凍時にべちゃっとしてしまいます。

解凍は冷蔵庫で半日

急いで常温で解凍すると水分が出やすいです。前日から冷蔵庫に移して、ゆっくり解凍するのがベスト。

保存期間と方法の比較表

保存方法期間風味の変化コスト私の評価
冷蔵(通常)3日3日目から劣化無料★★
ラップ密封1週間5日目から劣化数円★★★
真空パック1ヶ月ほぼ変化なし機械代2万円★★★★★
冷凍保存3ヶ月解凍時に若干変化数円★★★★

❓ よく聞かれる質問:8年間の経験から回答

Q1:作るのにどれくらい時間がかかる?

A:慣れれば15分です。

最初は30分くらいかかるかもしれませんが、回数を重ねれば早くなります。私は朝のコーヒータイムに作ってます。

Q2:どの生クリームを使えばいい?

A:中沢乳業の生クリームがおすすめです。

色々試しましたが、これが一番美味しくできます。脂肪分は必ず35%以上を選んでください。安いものを使って失敗するより、最初から良いものを使った方が結果的にお得です。

Q3:分離しない時はどうすれば?

A:冷やし直して塩をひとつまみ加える。

生クリームが温かいか、脂肪分が足りない可能性があります。一度冷蔵庫に戻して1時間冷やし、塩を少し加えてもう一度攪拌してみてください。

Q4:ハンドミキサーがない場合は?

A:泡立て器でも可能ですが、時間は3倍かかります。

学生時代、ミキサーが壊れた時に泡立て器で作ったことがあります。腕がパンパンになりましたが、不可能ではありません。密閉容器に入れて振る方法もありますよ。

Q5:大量に作れる?

A:家庭用ミキサーなら生クリーム500mlまでが限界。

それ以上だと分離にムラができやすいです。たくさん作りたい場合は、何回かに分けて作った方が確実です。

🌱 地産地消への取り組み:酪農家との出会い

牧場で牛を背景に、牛乳瓶を手にした日本人女性と外国人男性の酪農家が笑顔で握手している様子。
牧場で酪農家と消費者が牛乳を手に握手を交わす光景。生産者と消費者の信頼関係を象徴する瞬間です。AIが描いたイメージです。

運命の出会い

2年前、地元の直売所で声をかけられました。「うちの牛のミルク、試してみない?」って小さな酪農家のおじさんが。

最初は「市販のと何が違うの?」って思ってましたが、試してびっくり。新鮮さが全然違います。

搾りたてミルクの威力

搾りたてのミルクから作った生クリームは、香りからして違います。甘みも濃厚さも段違い。値段は市販品の1.5倍しますが、この味を知ったらもう戻れません。

牛の名前まで知ってる関係

今では牛の名前まで教えてもらってます。「今日のはモモちゃんのミルクだよ」「ユキちゃんの調子が良いから美味しいよ」なんて(笑)

生産者の顔が見えるって、こんなに安心できるものなんですね。

シェフ
シェフ

モモちゃんのミルクって…ほっこりしすぎ!

💰 コスト計算:手作りは本当にお得?

材料費の詳細比較

手作りバター200g:約400円

  • 生クリーム200ml:350円
  • 塩:数円
  • 水道代・電気代:50円程度

市販高級バター200g:約800円

  • カルピスバター:800円
  • よつ葉バター:750円

年間節約額の計算

月10回作成した場合:

  • 手作り:4,000円
  • 市販:8,000円
  • 年間節約額:48,000円

初期投資の回収期間

基本セット8,000円の場合 月4,000円節約÷8,000円=2ヶ月で回収

でも私がバター作りを続けている理由は節約だけじゃありません。やっぱり味が違うし、作る楽しさがあります。お客さんに「美味しい」って言ってもらえる瞬間が一番嬉しいです。

🔧 最新技術との付き合い方

AI搭載ミキサーは必要?

最近はAI搭載のミキサーとか、温度センサー付きのボウルとか、色々な高機能製品が出てますよね。

正直、「そこまで必要?」って思います。バター作りの本質は材料の質と丁寧な作業。高機能な道具があっても、生クリームが悪かったら美味しくなりません。

真空パック機だけは別格

ただし、真空パック機だけは別格です。これは本当におすすめ。保存の質が全然違います。

フードセーバーアスパルなどの信頼できるメーカーから選んでください。

♻️ 環境への配慮:ホエー活用術

厨房で甘酒らしき白濁した飲み物をピッチャーに注ぐエプロン姿の女性。笑顔で丁寧に作業をしている。
自然な甘みが魅力の甘酒を丁寧に仕込む様子。発酵の恵みを日常に取り入れる、やさしい手作り時間です。AIが描いたイメージです。

ホエーは栄養の宝庫

バター作りで出るホエー(乳清)、捨てちゃダメです。プロテインやビタミンB群が豊富で、栄養の宝庫なんです。

具体的な活用法

パン作りに使用

ホエーをパン作りの水分として使うと、ふわふわになります。これを知ってからパン作りも始めました。

プロテインドリンクとして

そのまま飲んでも美味しいです。少し酸味がありますが、慣れると癖になります。

植物の水やりに

薄めて植物の水やりに使うと、良い肥料になります。我が家のハーブはホエーのおかげで元気いっぱいです。

美容パックとして

ホエーパックもおすすめ。肌がしっとりします。ただし、アレルギーのある方は注意してくださいね。

シェフ
シェフ

ホエーって…飲んで塗って水やりまで!?万能すぎ

✨ まとめ:8年間で学んだバター作りの極意

失敗を恐れない

最初は失敗して当たり前。私だって今でも時々失敗します。でも失敗があるから成長できるし、成功した時の喜びも大きくなります。

材料の質にこだわる

安い材料で失敗するより、最初から良いものを使った方が結果的にお得。特に生クリームの質は仕上がりに直結します。

道具は長く使えるものを

安物買いの銭失いは本当です。少し高くても、長く使える良い道具を選んでください。

楽しむことが一番

技術も大切ですが、一番大切なのは楽しむこと。「美味しいものを作りたい」という気持ちがあれば、必ず上達します。

**さあ、まずは1回作ってみませんか?**きっと新しい発見があると思います。


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