文・かずみ（21歳）
下着が時を操る⁉ バカバカしいと思ったのに、気づけば感情が溢れて止まらなかった。
大学の講義をサボってまで見てしまった作品がある。私にとって「履いてください、鷹峰さん」は、そんな特別な存在になっていた。タイトルだけ聞くと「あぁ、またそういう系ね」と思われがちだけど、これはただのエロアニメじゃない。心が揺さぶられる青春ストーリーなんだ。今日は第3巻Blu-ray特典付き版について、同じ感覚を持つあなたに伝えたい。
“ノーパン×タイムリープ”という突飛な設定の向こう側
「パンツを脱ぐと時間が巻き戻る」という設定。私、これを友達に説明するとき、いつも照れくさくなる。でも、この突飛なノーパンタイムリープラブコメこそ、実は深い感情を描いているんだよね。
第3巻には第9話から12話が収録されていて、ついに物語は佳景へ。先日、大学のサークル仲間と一足先に試写会で観てきたんだけど、特に第10話での鷹峰さんの告白シーンでは、隣にいた親友と思わず手を握り合ってしまった。（いや、これ以上はネタバレになるから言えないけど…！）
なぜ私たちはこの作品に惹かれるのか
私、最近のアニメって「刺激だけ」のものが多くて、ちょっと物足りなく感じてたんだ。でも、この作品は違う。
時間を巻き戻せるというファンタジーを通して、「言えなかった言葉」「やり直したい瞬間」という、誰もが抱える後悔や憧れを丁寧に描いている。大学で失恋したばかりの私には、特に響くものがあった。
「もう一度やり直せるなら…」そんな想いを抱えている人なら、きっと共感できるはず。だからこのノーパンタイムリープアニメは、笑いながら泣ける、珍しい作品なんだと思う。
技術面でも素晴らしい
アニメBlu-ray特典を語る上で見逃せないのが、その制作陣。
「東京リベンジャーズ」のライデンフィルムが手がけるアニメーションは本当に美しい。特に鷹峰さんの表情の機微や、時間が巻き戻る瞬間のエフェクトは何度見ても鳥肌もの。研究室の先輩（アニメ制作志望）も「この作画、本気出してるよね」と唸っていた。
声優陣も最高。久保ユリカさん演じる鷹峰さんの「恥じらいと強さが同居する」声色は、彼女にしか出せないと思う。先月参加したアニメイベントで久保さんが「鷹峰さんの役をもらったとき、泣きました」と語っていて、その愛情が演技に現れているんだなって実感した。
コレクター心をくすぐる特典の数々
「ノーパンで感動？」と半信半疑だった友人も、特典を見せたら一発で予約した（笑）。
初回限定版には柊裕一先生描き下ろしの「裸Ver.イラストカード」が付いてくる。これ、単なるファンサービスじゃなくて、第10話の重要シーンに関連していて、持っているとストーリーへの理解が深まるんだよね。
それから、久保ユリカさんが歌う「Baby Baby Baby」のCDも収録。これ、一人暮らしの部屋で毎晩リピート再生してる。センチメンタルな歌詞がラストの展開を予感させて…（あ、これ以上言うとネタバレ！）
わたしたちの「やり直したい青春」へ
この第3巻は初回生産分が数量限定で、特典付きは完売必至と言われている。私は前作が売り切れて泣いた経験から、今回は前々から予約した。
なんだろう、この作品に出会って、自分の中の何かが変わった気がする。「パンツ」という少しバカバカしい小道具を通して、実は「青春の後悔」「伝えられなかった気持ち」という普遍的なテーマを描くこの作品。
恋に悩んだり、過去を変えたいと思ったことがある人なら、きっと鷹峰さんと白田くんの関係性に心を揺さぶられるはず。
この作品に出会えて、本当に良かった。夜遅くまでひとりで号泣して、でも心が軽くなった—そんな不思議な体験をあなたにも味わってほしい。あなたも鷹峰さんのパンツに巻き込まれる青春体験を、ぜひ手に取ってみて。私と同じ気持ちになったら、感想を聞かせてね。
あ、それと、予約はお早めに。私の周りでも買い逃した人が後悔しまくってるから！
|
|
コメント