「カール」が食べられなくなって久しい関東圏のスナックファンに朗報(?)だろうか。東ハトが2025年2月3日に発売した新商品「パックル」が、あの「カール」にそっくりだとネットで話題になっている。
「見た目もパッケージも激似」「カールの再来では?」といった声が飛び交う中、一部では「これはパクリなのでは?」と法的な問題を指摘する声も上がっている。果たして、東ハトの「パックル」はセーフなのか、それともアウトなのか? 弁護士の見解を交えて考察してみよう。

「パックル」と「カール」は本当に似ているのか?
まず、パックルとカールの類似点を比較してみよう。
項目 | パックル | カール |
---|---|---|
発売元 | 東ハト | 明治 |
形状 | クルッとしたコーンスナック | フワッとしたコーンスナック |
味の種類 | まろやかチーズ味・コク旨カレー味 | チーズあじ・うすあじ |
パッケージ | 黄色と赤色を基調としたデザイン | 黄色を基調としたデザイン |
実際に食べた人の感想を見ても、「食感や風味がカールに近い」「パッケージの印象も似ている」との声が多く聞かれる。見た目や味が似ているとなれば、当然「カールのパクリでは?」という指摘が出てくるのも頷ける。
法的には問題なし? 弁護士の見解
では、「パックル」の発売は法的に問題があるのか。知的財産法に詳しい齋藤理央弁護士によれば、ポイントは大きく二つある。
1. パッケージデザインの類似
「パックル」のパッケージは、確かに「カール」を彷彿とさせる配色になっている。しかし、「東ハト」のロゴが明確に記載されており、「カールの新商品だ」と誤認される可能性は低いと考えられる。これは、不正競争防止法の観点からも重要なポイントだ。仮に、消費者が混同するほどそっくりなデザインだった場合、明治側が訴えを起こすことも考えられるが、今回のケースではその可能性は低そうだ。
2. 形状や味の類似
形状や味の類似についてはどうか。カールの形状は、一般的なコーンスナックの範疇に入るため、特許や意匠権で保護されている可能性は低い。また、食品の味自体には著作権が適用されないため、「味が似ている」ことが法的な問題になることはほぼない。
結論としては、「パックル」は法的には問題がない可能性が高いと言える。
「カール」とはそもそもどんな存在だったのか?
カールは1968年に明治から発売され、長年愛され続けてきたスナック菓子だ。しかし、2017年に販売エリアが西日本に限定され、関東圏では手に入りにくい状態が続いている。
そんな中で登場した「パックル」。ネットでは「関東でもカールっぽいものが食べられる」と歓迎する声もある一方、「いや、これはカールではない」「だったらカールを復活させてほしい」と複雑な思いを抱く人も多いようだ。
ネットの反応は?
SNSを見てみると、さまざまな意見が飛び交っている。
- 「パックル食べたけど、ほぼカールだった!」
- 「カール好きだから嬉しい!」
- 「これって法的に大丈夫なの?」
- 「カール復活してほしい…」
賛否両論あるものの、「カールが恋しい」という共通の思いがにじみ出ているのが印象的だ。
まとめ:「パックル」は「カール」ではないが…
東ハトの「パックル」は、たしかにカールと似た特徴を持っている。しかし、法的には問題がない可能性が高い。パッケージデザインの違いや、食品の味や形状に対する知的財産権の問題を考えれば、明治が法的措置に踏み切る可能性は低いだろう。
とはいえ、「カールの再来」と話題になること自体、カールの根強い人気を物語っている。「パックル」が独自の人気を獲得するのか、それともカール復活の機運が高まるのか、今後の展開に注目したい。
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詳細比較表
比較項目 | パックル | カール |
---|---|---|
発売元 | 東ハト | 明治 |
発売年 | 2025年 | 1968年 |
形状 | クルッとしたコーンスナック | フワッとしたコーンスナック |
主原料 | コーン(とうもろこし) | コーン(とうもろこし) |
味の種類 | まろやかチーズ味・コク旨カレー味 | チーズあじ・うすあじ |
販売地域 | 全国展開 | 西日本限定 |
パッケージ | 黄色と赤色を基調としたデザイン | 黄色を基調としたデザイン |
価格(推定) | 150円前後 | 130円前後 |
こうして比べてみると、確かに共通点は多いが、細かい部分で違いもあることがわかる。
いずれにせよ、スナック菓子界の動向から今後も目が離せなさそうだ。

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