「寝屋川ショック」──進学校の定員割れが突きつける大阪公立高校の現実

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2025年度の大阪府公立高校入試で、偏差値68の進学校・寝屋川高校がまさかの定員割れを起こした。志願倍率は0.94倍。つまり、募集定員に満たない生徒しか志願しなかったということになる。この「寝屋川ショック」は他の公立進学校にも波及し、大阪の高校受験事情に大きな変化をもたらしている。

進学校でも定員割れが続出

寝屋川高校のケースは決して単独の事象ではない。他の公立進学校でも、志願者が定員を下回るケースが相次いでいる。

高校名偏差値志願倍率
寝屋川高校680.94倍
八尾高校630.99倍
いちりつ高校600.93倍

長年、大阪の公立進学校は安定した人気を誇ってきた。公立でありながら高い進学実績を持ち、多くの受験生に選ばれていた。しかし、今や「安定した人気」が崩れつつある。

なぜ公立高校が選ばれなくなったのか?

この異常事態の背景には、いくつかの要因が絡んでいる。

1. 少子化の進行

まず、大きな要因として挙げられるのが少子化だ。単純に受験生の母数が減っている。

年度大阪府内の中学生数
2015年約220,000人
2020年約200,000人
2025年(予測)約180,000人

2025年度の中学生数は、10年前と比べて約4万人も減少している。これだけの生徒数の減少があれば、当然、どこかの高校が定員割れを起こすことになる。

2. 私立高校の無償化が追い風に

もうひとつの決定打となったのが、私立高校の無償化拡大だ。

年度私立高校無償化の対象世帯
2018年年収590万円未満
2020年年収720万円未満
2023年所得制限撤廃

かつては「公立に行けば学費が安い、私立はお金がかかる」という前提があった。しかし、2023年度から大阪府では私立高校の授業料無償化が所得制限なしで適用されるようになり、「学費の心配をせずに私立を選べる」時代になった。

私立高校は設備や教育環境が充実しているケースが多い。加えて、進学指導の手厚さや個別対応の充実など、公立よりも優れた点が多いのも事実だ。その結果、「あえて公立を選ぶ理由がない」という家庭が増えている。

3. 進学校としての存在価値の揺らぎ

公立進学校にとって最大の強みは、「学費が安く、かつ難関大学への進学実績があること」だった。しかし、近年、私立高校が進学実績を大きく伸ばしてきている。

寝屋川高校や八尾高校といった公立進学校は、かつては「公立でも頑張れば難関大学に行ける」という希望の星だった。だが、大学入試の競争が激化する中で、「進学実績を考えれば、やはり私立の方が有利では?」と考える受験生が増えてきた。

公立高校の未来はどうなる?

このまま公立高校離れが進めば、大阪の高校教育に大きな影響を及ぼすことは避けられない。

1. 公立高校の統廃合が進む可能性

年度大阪府内の公立高校数
2010年180校
2020年165校
2030年(予測)150校以下

定員割れの公立高校が増えれば、いずれ統廃合の流れは避けられない。特に、進学校ではない中堅レベルの公立高校が真っ先に対象になる可能性が高い。

2. 公立高校の教育改革が急務

公立高校が生き残るためには、ただ進学実績を追うだけでは難しい。特色のある教育プログラムや、私立に負けない学習環境を整えないと、受験生の支持を取り戻すのは難しくなる。

たとえば、ICT教育の強化や、探究型学習、海外研修の充実など、従来の「受験のための学校」から脱却する動きが必要になるだろう。

3. 受験生と保護者の意識変化

これまでは「とりあえず公立高校を第一志望に」という意識が強かった。しかし、今後は「公立か私立か」ではなく、「どの高校が自分にとって最適か」という視点で選ぶ生徒が増えるだろう。

まとめ

寝屋川高校の定員割れは、大阪の公立高校全体にとって衝撃的な出来事だった。しかし、これは偶然ではなく、少子化や私立無償化といった大きな流れの中で必然的に起こった現象だ。

このままでは、これまでの「公立進学校」の価値が揺らぎ続けることになる。公立高校側がどれだけ魅力を高められるか、あるいは新しい役割を見出せるかが、今後の大阪の高校教育を左右することになるだろう。

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「異常事態です」大阪公立2番手校で、まさかの倍率1倍割れ 寝屋川ショックに広がる波紋(産経新聞) - Yahoo!ニュース
「異常事態ですよ…」。12日に学力試験が実施される大阪府内の令和7年度公立高校一般選抜で、伝統校で倍率が相次いで1倍を下回る事態になった。大阪府民はこれまでは公立志向が強いともいわれていただけに、教

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