消費減税で物価が上がる?小野寺政調会長が指摘した”逆効果”の真相を読み解く

消費税と物価高と書かれた新聞を読み、物価上昇に懸念を抱く男性 政治

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この記事を読んでわかること

  • 消費税減税が物価上昇を引き起こす可能性がある意外な経済メカニズム
  • 減税論争の背景にある政治的対立と各党の主張
  • 物価高の本当の原因と私たちの生活への影

今回の記事はこちら👇

自民・小野寺政調会長“消費減税すれば物価高に”

こんにちは。みくです。21歳、大学を出てすぐルポライターになって1年が経ちました。今日は経済記事を書いていて、正直、頭が痛くなるような話題に直面しています。

先日、テレビを何気なく見ていたら、自民党の小野寺五典政調会長の発言に思わず背筋が伸びました。「消費税減税がかえって物価を押し上げる」って、え?待って、それって私たちが思ってることと真逆じゃない?

大学では政治経済を専攻していたけど、こんな話は聞いたことなかった。でも、この複雑な話を紐解いていくうちに、「なるほど、そういうことか」と腑に落ちる部分も。

私と一緒に、この「減税が物価を上げる」というパラドックスの正体、探ってみませんか?

小野寺政調会長の発言に私が感じた違和感

テレビで小野寺氏はこう語っていました。

「消費税をやめるとか、いっぱいお金を配るとか、その原資を国の借金にした場合、円の評価が下がって円安になります。円安になると輸入品の価格が上がるので、物価高につながります。」

正直、最初に聞いたときは「またそんな言い訳を…」と思いました。だって、消費税が10%になってから、私の周りでは「生活が苦しい」という声ばかり。友人たちとカフェで会っても、「このラテ、前より50円高くなってる」とか「外食、もう週1回が限界」なんて会話ばかり。

だから減税は絶対に良いことだと思っていたんです。でも、この発言を聞いて調べ始めたら、私の知らない経済の仕組みが見えてきました。

減税→赤字国債→円安→物価高:この連鎖反応は本当にあり得る?

先日、経済学部の恩師に連絡を取って聞いてみました。やはり、この流れは理論的にはあり得るんだとか。

  1. 減税を実行すると、税収が減る

消費税って日本の税収の約30%も占めているらしいんです。財務省のデータ見てびっくり。令和6年度予算では22兆円超!これを下げたりゼロにしたりしたら、国の財布から大金が消えることになる。

  1. 財源は”赤字国債”で穴埋めするしかない

前の会社で経理部の先輩が言ってたんですが、「企業でも家計でも、収入が減ったら何かを削るか、借金するしかない」って。国も同じで、消費税減税の穴埋めには新たな国債発行が必要になる。

すでに日本の借金はGDPの2.6倍以上って先進国で最悪レベルなんですって。先日、海外の友人とオンラインで話したとき、「日本の借金は大丈夫なの?」って心配されました。なんだか恥ずかしい気持ちになりましたよ…

  1. 信頼を失うと、円が売られる

この部分、私も正直よくわかっていなかったんですが、投資家や為替市場は「国の財政が健全かどうか」をすごく気にしているらしいんです。

昨年、私が初めて海外旅行に行ったとき、米ドルが思ったより高くて驚いたことがあります。当時1ドル=145円くらい。「円安がひどい」って言われていた時期です。その時は単に「円が弱いんだな」くらいにしか思わなかったけど、実はこれ、日本の財政への不安が影響していたのかもしれません。

円が売られると、輸入品が高くなる。エネルギー、食品、服…私たちの生活に直結するものがどんどん高くなるんです。

みく
みく

円安って遠い話かと思ってたけど…生活直撃すぎる

【表で理解】物価高を引き起こす要因と生活への影響

4月に友達と呑みに行った時、1年前より居酒屋のメニューが全体的に300円くらい値上がりしていてショックでした。「なんでこんなに物価上がるんだろ?」って話してたけど、その原因はこんな感じみたいです。

物価高の主な要因とその影響

要因物価への影響実生活への影響
消費税減税による円安円安が進行し、輸入品価格が上昇ガソリン代や日用品の価格が上昇
エネルギー価格の高騰原油・天然ガスの国際価格上昇光熱費の負担増(特に冬季)
農産物・食料の輸入依存食品の価格上昇(円安+気候変動の影響)食費の圧迫、家庭の節約志向が強まる
赤字国債の増発インフレ期待が高まり、通貨価値が下落貯金の目減り、不動産や金などへの資産移動が加速
円の信用低下外国為替市場で円売りが進み、為替相場が不安定化海外旅行・留学・海外通販などのコストが上昇

出典元: 財務省、日銀、JETRO、IMF経済報告(2024年度版)

この表を見て、自分の生活を振り返ると納得。去年はフリーランスになりたての私、ずっと海外製のカメラを買うのを我慢してました。円安だから20万円のカメラが実質25万円くらいに…。

野党の主張に対する私なりの考察

先週、立憲民主党の集会を取材する機会があったんですが、そこでは「消費税減税」が熱く語られていました。会場の熱気が印象的で、多くの人が「生活を楽にしてほしい」という思いで拍手していました。

彼らが主張するのは「物価高で苦しむ庶民を救うため、消費税を一時的にゼロにすべき」ということ。一部では期間限定の減税案も出ています。

私自身、取材で会った30代の子育て世帯のお母さんの「毎月の食費が1年で2万円も上がった」という訴えには胸が痛みました。彼女にとって、消費税減税は救いになるかもしれない。

でも一方で、先月インタビューした経済アナリストはこう指摘していました。「企業が減税分を価格に反映しない可能性がある」と。つまり、消費税が下がっても、値段はそのままということ。これ、すごく現実的な懸念だと思います。

ある意味では、「減税=正義、与党=悪」という単純な図式では片付かない問題なのかも。私自身も、この問題を取材するまでは「とにかく減税すべき!」と思ってましたから…。

政府の”ピンポイント支援”って本当に効果あるの?

小野寺氏は「すでに必要な支援は進んでいる」と言っていました。具体的には:

  • 住民税非課税世帯への7万円給付(2024年度)
  • 子育て世帯への所得制限付き臨時給付
  • 燃料高騰対策としてのガソリン補助継続
  • 電気・都市ガス代の軽減措置

先日、大学時代の友人(今は公務員)と話したとき、彼女は「ピンポイント支援のほうが効率的」と言っていました。たしかに、全員に減税するより、本当に困っている人に直接給付するほうが合理的かも。

でも私が現場で取材した感覚だと、「申請が面倒で給付金を受け取っていない人」も少なくありません。先月訪れた地方の高齢者施設では、「申請方法がわからない」と多くのお年寄りが困っていました。本当に支援が必要な人に届いているのか、疑問も感じています。

今後どうなる?減税論議の行方と私たちの生活

今月初めに自民党の若手議員と話す機会があったのですが、党内でも「このままでは支持率が下がる」という危機感があるようです。特に地方の議員からは「このままでは次の選挙で落選する」という本音も聞きました。

私の予想では、衆院選が近づくにつれ、与党も何らかの「目に見える支援策」を打ち出す可能性が高いと思います。でも、それが「消費税減税」になるかは微妙なところ。

正直、私も含め多くの若い世代は「とにかく物価高をなんとかしてほしい」という思いが強いです。先日、インスタでフォロワーに「今一番の悩みは?」と質問したら、回答の7割が「お金」関連でした。この声が政治を動かすかどうか、注目しています。

減税と生活への影響を懸念する政治家と市民女性、テーブルには紙幣と貯金箱

まとめ:複雑な経済課題に向き合うために

取材を重ねて感じたのは、単純な「減税=良いこと」という図式では捉えきれない問題の複雑さです。小野寺政調会長の発言は、国民の不満に迎合せず、冷静に経済の仕組みを指摘したものだと理解できました。

そして私が一番伝えたいのは、経済政策の効果は「今」だけでなく「未来」も見据える必要があるということ。目先の安さを求めて将来に負担を残す選択が、本当に私たち若い世代のためになるのでしょうか。

来月、この問題について経済学者と政治家を交えた討論会を企画しています。そこで聞いた生の声も、またみなさんにお届けしたいと思います。

この記事を読んで分かったことと考えるべきこと

  • 消費税減税は一時的に家計を助けるが、国の借金増加→円安→物価高という副作用をもたらす可能性がある
  • 与野党の主張はどちらも「国民の生活を守る」という点では一致しているが、手段が異なる
  • 私たち一人ひとりが経済の仕組みを理解し、短期的な利益だけでなく長期的な視点も持つことが大切
  • 困っている人に確実に支援が届く仕組みづくりを政治に求めていくことが必要

経済政策って、単純な「良い・悪い」では語れない。それが私のこの取材を通じての一番の学びでした。みなさんはどう思いますか?​​​​​​​​​​​​​​​​

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政治

※参考記事※

財務省「我が国の財政状況」公式資料

日銀:為替と物価の関係に関する講演

東洋経済オンライン:減税論の裏にある円安リスク

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