北海道新幹線、札幌延伸は2038年度末に後ずれ 「本当に間に合うの?」

時事

取材・文:山田航平(21)

「えっ、あと13年も待つの?」

先日、国土交通省の有識者会議が発表した北海道新幹線の札幌延伸時期。当初予定されていた2030年度末から一気に8年も後ろ倒しとなる2038年度末という見通しに、道民の間では落胆の声が広がっている。

函館から札幌までの約211キロを結ぶはずだった北海道新幹線。その延伸計画が大幅に遅れる原因は何なのか。現場を訪ね、関係者の声を集めた。

トンネル工事の”想定外”が次々と

「正直、もっと遅れるんじゃないですか」

匿名を条件に話してくれた建設関係者はため息まじりにこう漏らした。特に問題となっているのが、渡島トンネル(北斗市・八雲町間)と羊蹄トンネル(倶知安町・ニセコ町間)の掘削工事だ。

「地質調査では分からなかった脆い地盤や、逆に硬すぎる岩盤が出てきて。掘削機が壊れたこともありました」

現場では安全確保のため、当初の計画よりも慎重な工法に切り替えざるを得なくなったという。一日に進む距離が予定の半分以下になることもあるそうだ。

「2038年度末の開業」という国交省の見通しも、現場の実感からすれば「楽観的すぎる」と指摘する声が少なくない。

工期延長でコストも膨張、財政圧迫も

もう一つの深刻な問題は建設コストの増加だ。

「当初の建設費はすでに1兆円単位で増えるでしょう」

北海道庁の関係者はこう語る。工期が延びれば延びるほど人件費は上がり、ここ数年の資材費高騰も追い打ちをかける。この財政負担は国と北海道の双方に重くのしかかる。

私が地元の喫茶店で出会った60代の男性は「税金の無駄遣いになってないか」と不安を口にした。確かに新幹線延伸の恩恵は大きいが、際限なく膨らむコストに見合うのか。冷静な議論が必要だと感じた。

在来線はどうなる?住民の足への影響

「新幹線の遅れより、私たちの足のほうが心配」

長万部町で話を聞いた主婦(45)はこう語った。新幹線開業に合わせて廃止予定だった並行在来線の函館本線(長万部〜小樽)。延伸が遅れても、JRは経営難からこの区間の維持は困難としている。

「バス転換」が検討されているが、冬場の吹雪を考えると不安はぬぐえない。高齢化が進む沿線地域では、交通手段の確保が死活問題だ。

札幌駅周辺の再開発計画も遅れる可能性が高い。札幌市の都市計画担当者は「臨機応変に対応するしかない」と話すが、具体的な代替案はまだ見えていない。

影響のまとめ

影響範囲詳細
トンネル工事の遅延地盤の不安定さや硬い岩盤による掘削の遅れ
コスト増加物価や人件費の上昇による財政負担増
並行在来線の影響函館本線(長万部~小樽)の廃止問題
都市計画の影響札幌駅周辺の再開発計画の見直し

2040年代になる?見えない完成時期

「このままいくと2040年代になってもおかしくない」

ある交通経済の専門家はこう指摘する。これまでの北海道新幹線の工事進捗を見る限り、今後も新たな地盤問題が発生する可能性は高い。

私自身、現場を見て回って感じたのは、誰もが「遅れる」と思っているのに、公式見解だけが「2038年度末」と言い続ける不思議さだ。本当に実現可能なのだろうか。

北海道新幹線が札幌まで開通すれば、観光客増加や交通の利便性向上など、確かに北海道全体が潤うだろう。でも、そのメリットが本当にコストと時間に見合うのか。道民一人ひとりが考えるべき時期に来ているのではないだろうか。

なお、国土交通省は「現時点で考えられる最善の見通しを示している」としている。

トレンドを追う!ニュース特急便

北海道新幹線の札幌延伸 2038年度末となる見通し 13日国交省の有識者会議で公表へ 想定外トラブルでさらに数年遅れるおそれも(HBCニュース北海道) - Yahoo!ニュース
工事が遅れている北海道新幹線札幌延伸について、新たな開業時期が2038年度末になる見通しであることがわかりました。北海道新幹線の札幌延伸は、渡島トンネル(北斗市、八雲町)や羊蹄トンネル(倶知安町

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北海道新幹線札幌延伸、2038年度末へ — 今こそ手に入れたいH5系模型

北海道の交通インフラに大きな変革をもたらす北海道新幹線の札幌延伸計画。国土交通省の有識者会議が13日に公表する見通しによると、当初の予定から大幅に遅れ、2038年度末の完成となることが明らかになりました。さらに想定外のトラブルが発生した場合、数年の追加遅延も懸念されています。

北海道新幹線札幌延伸の遅延要因

この遅延の背景には、複雑な地質条件や人手不足、資材高騰など様々な要因が絡んでいます。特に函館〜札幌間には難所とされる山岳地帯があり、トンネル工事の難航が大きな障壁となっているようです。

多くの北海道民や観光業界関係者にとっては残念なニュースですが、鉄道ファンにとっては現行の北海道新幹線H5系の価値がさらに高まる状況とも言えるでしょう。

今こそコレクションに加えたいH5系北海道新幹線模型

このニュースを受け、北海道新幹線のシンボルであるH5系の鉄道模型がコレクターの間で注目を集めています。特に、KATOから発売されている**「10-1967 H5系北海道新幹線『はやぶさ』6両基本セット」**は、その精巧な作りと美しいカラーリングで多くの鉄道ファンを魅了しています。

なぜ今H5系模型を購入すべきなのか?

1. **歴史的価値の高まり**: 札幌延伸の遅延により、現行のH5系は当初の予想より長く第一世代の北海道新幹線として活躍することになります。これは将来的にコレクターズアイテムとしての価値が高まる可能性を示唆しています。

2. **精密な再現性**: KATOの10-1967セットは、実車の特徴を忠実に再現。車体の流線型フォルム、特徴的なグリーンのラインが施されたホワイトボディ、室内灯やヘッドライトの点灯機能など、ディテールにこだわりぬいた逸品です。

3. **拡張性**: 基本6両セットは、別売りの増結セットと組み合わせることで、よりリアルな編成を再現できます。自分だけの北海道新幹線ジオラマを作り上げる第一歩として最適です。

実車と模型で北海道新幹線の魅力を堪能

現在、北海道新幹線は新函館北斗駅まで開業しており、東京から最速4時間2分で結んでいます。札幌延伸が実現すれば、東京-札幌間が約5時間で結ばれる予定でした。その完成を待つ間、精巧な模型で北海道新幹線の世界を自宅で楽しむのはいかがでしょうか。

模型の操作を通じて、新幹線の動きや特徴をより深く理解することができるでしょう。また、お子様の教育玩具としても、日本の先進的な鉄道技術への興味を育むきっかけになります。

## まとめ:遅延のニュースだからこそ価値が高まるH5系模型

北海道新幹線の札幌延伸が2038年度末までずれ込むという今回のニュースは、H5系「はやぶさ」の歴史的価値をさらに高めるものと言えるでしょう。その美しいフォルムと卓越した技術を精密に再現したKATOの模型は、鉄道ファンだけでなく、北海道に縁のある方や日本の技術に興味をお持ちの方にとっても魅力的なアイテムです。

【商品詳細】– 商品名:10-1967 H5系北海道新幹線「はやぶさ」6両基本セット– メーカー:KATO– 価格:発売済・在庫あり

この機会にぜひ、日本の鉄道技術の結晶ともいえるH5系北海道新幹線「はやぶさ」の模型をコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。

 

 

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