日本マクドナルドが、3月12日から一部商品の値上げを実施することを発表した。理由は、エネルギーコストや物流費、人件費の上昇。まあ、これだけ値上げのニュースが続くと、「またか……」という気持ちにならざるを得ない。
マクドナルドは手軽に食べられるファストフードの代表格だが、今回の値上げが消費者の購買行動にどんな影響を与えるのか、考えてみたい。
定番商品の約4割が値上げ対象に
今回の価格改定では、メニュー全体の約4割が値上げされる。対象となるのは、定番商品を中心としたものだ。以下の表を見てもらえばわかるが、値上げ幅は10円から20円程度。
値上げ対象商品一覧
商品名 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ幅 |
---|---|---|---|
ハンバーガー | 170円 | 190円 | +20円 |
ダブルチーズバーガー | 430円 | 450円 | +20円 |
マックフライポテト(S) | 190円 | 200円 | +10円 |
幸いにも、「てりやきマックバーガー」や「ビッグマック」といった一部の商品は価格据え置き。しかし、値上げ対象に含まれるメニューを見ると、シンプルなハンバーガーやポテトSサイズなど、日常的に買いやすいものばかり。これまで「ちょっと小腹が空いたから」と気軽に頼んでいた人にとっては、じわじわと負担が増えていきそうだ。
宅配サービス「マックデリバリー」も値上げへ
マクドナルドのデリバリーサービス「マックデリバリー」でも値上げが行われる。ここでも20円前後の値上げが中心となっている。
マックデリバリー価格改定一覧
商品名 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ幅 |
---|---|---|---|
ビッグマック | 500円 | 520円 | +20円 |
チーズバーガー | 250円 | 270円 | +20円 |
マックチキン | 220円 | 240円 | +20円 |
デリバリーはそもそも店頭価格より割高な上に、今回の値上げ。外に出るのが面倒な時や、忙しい時に頼むには便利だが、「宅配を利用するなら、もう少しお金を出して別のものを頼もうかな……」と思う人も増えそうだ。
値上げの背景――企業努力の限界?
マクドナルド側は今回の値上げについて、「原材料費やエネルギーコストの高騰が続いており、企業努力だけでは価格維持が難しくなった」と説明している。
実際、物流費や人件費の上昇は飲食業界全体の悩みの種だ。マクドナルドに限らず、他のファストフードチェーンやコンビニでも値上げの動きは加速している。
ただ、ここで気になるのは、「本当にここまで値上げしないとやっていけないのか?」という点。大手チェーンならではのスケールメリットがあるはずだが、それでも価格を上げざるを得ないというのは、それだけコストの上昇が深刻だということなのだろうか。
消費者の反応と今後の展望
今回の値上げ、消費者はどう受け止めるだろうか。
「たかが20円」と思う人もいるかもしれないが、頻繁に利用する人にとっては、積み重なると結構な負担になる。しかも、ファストフードは「安くて手軽」が売りのはず。価格が上がることで、その魅力が薄れてしまう可能性はある。
とはいえ、価格据え置きの商品もあるため、うまくメニューを選べば影響を最小限に抑えることもできる。例えば、値上げ対象になっていない「てりやきマックバーガー」を選ぶとか、セットではなく単品で買うとか。
今後も原材料費の動向次第では、さらなる値上げがあり得るし、他のファストフードチェーンも追随する可能性が高い。消費者としては、どこでどうやって食費を抑えるか、ますます考えさせられる時代になりそうだ。

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