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この記事を読んで分かること
- シャトレーゼの労働基準法違反の具体的内容(月113時間残業の実態)
- 2025年に発覚した3つの法的問題(労基法違反、下請法違反、外国人労働者問題)
- 食品製造業界に潜む長時間労働の構造的問題
- 36協定の基本的なルールと違反の深刻さ
- 働く人が危険な職場を見分けるポイント
- 消費者として企業の労働環境にどう向き合うべきか
甘いお菓子の裏で、働く人たちが涙を流している。
みくです。シャトレーゼってさ、正直言って私も大好きなんだ。学生時代、バイト帰りによく100円アイスを買って帰ったし、誕生日のケーキもシャトレーゼで買ったことある。だから昨日、このニュースを見たとき「え、まじで?」って声に出して驚いてしまった。
5月22日、甲府労働基準監督署がシャトレーゼを労働基準法違反の疑いで書類送検した 。しかもこれ、今年に入って3つ目の法的問題だっていうから、もうほんとビックリした。
実際の残業時間がやばすぎる
白州工場では、従業員1人に半年以上にわたって月45時間を超える残業をさせ、豊富工場では2023年12月に月100時間を超える残業 をさせていたって。実際には約113時間 だったらしい。
月113時間って、どういう感覚なのかな。1日8時間働いて、さらに毎日5時間残業するってことでしょ?そんなの、人間の生活じゃないよ。食事する時間、寝る時間、家族と過ごす時間…全部削られちゃう。
私の友達で製造業に勤めてる子がいるんだけど、その子が前に「繁忙期は地獄だった。朝7時に出社して、帰るのが夜中の1時とか普通だった。家に帰って風呂入って寝るだけの生活で、気がついたら体重が10キロも減ってた」って話してくれたことがある。その時も「それ、違法じゃないの?」って聞いたら、「でも仕事だから仕方ないよね」って答えが返ってきて、なんだかモヤモヤしたのを覚えてる。
36協定って何?もう一度整理してみた
これ、私も最初よくわからなかったから調べ直したんだけど、「36協定」っていうのは労働基準法第36条に基づく労使間の取り決めのこと。法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超えて働かせるときに必要なものなんだって。
原則は月45時間、年360時間まで。特別条項があっても年720時間、単月100時間未満、複数月平均80時間以内っていう上限がある。シャトレーゼの113時間は、どう考えても完全にアウト。
シャトレーゼは「生産量の拡大や繁忙期が重なりこのような事態に至ってしまった」 ってコメントしてるけど、でも法律は法律だよね。忙しいからって法律破っていいわけじゃない。
実は今年3回目の問題…
調べてみたら、シャトレーゼの問題はこれだけじゃなかった。
3月27日には公正取引委員会から下請法違反で勧告 を受けてる。下請業者から納入された商品の一部を受け取らず、2382万円相当を無償で保管させていた って。
さらに5月2日には、特定技能の外国人労働者157人に休業手当約4100万円を支払わなかったとして、出入国在留管理庁から改善命令 を受けてる。
2024年2月以降、新工場稼働のためにベトナム人従業員157人と雇用契約を結んだが、工場建設が遅れて働かせられず、最長3か月弱給与を支払わなかった らしい。
これさ、外国人労働者の立場になって考えてみてよ。日本に来て、働く予定だったのに3か月も給料もらえないって、どうやって生活するの?家賃も食費も必要なのに。ほんとひどい話だと思う。

3ヶ月も無給って…外国人労働者を何だと思ってるの?
なぜこんなことが起きるのか?
私なりに考えてみたんだけど、食品製造業って季節による需要の変動がすごく激しいんだよね。クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー…イベントごとに生産量が一気に増える。
でも、それって毎年のことじゃん?予測できるはずなのに、なんで適切な人員配置や労働時間管理ができないんだろう。
私が思うに、もしかしたら「安さ」を維持するためのコスト削減が原因の一つなんじゃないかな。シャトレーゼって確かに安いし、それが魅力でもある。でも、その安さの裏で働く人たちが犠牲になってるとしたら、それって本当にいいことなのかな。

働く人が身を守るために
私の経験から言うと、こういうヤバい職場には共通する特徴がある:
- 残業時間の記録をちゃんとつけさせない
- 「みんな忙しいのに」っていう同調圧力
- 有給を取ろうとすると嫌な顔をされる
- 休日でも連絡が来るのが当たり前
もしこんな職場にいるなら、一人で我慢しないで労働基準監督署に相談してほしい。私の友達も、最終的に労基署に相談して職場環境が改善されたケースがある。
消費者としての私たちの責任
ここからは私の個人的な意見なんだけど、消費者の私たちにも考えるべきことがあると思う。
「安くて美味しいものをいつでも買えて当たり前」って思ってたけど、その裏で誰かが過酷な労働を強いられてるとしたら?私たちの「安さ」への要求が、間接的に労働者を苦しめてるかもしれない。
別に「シャトレーゼを買うな」って言いたいわけじゃない。でも、企業が従業員を大切にしているかどうかも、私たちが商品を選ぶときの判断基準の一つになってもいいんじゃないかな。
シャトレーゼには変わってもらいたい
正直、今回の件でシャトレーゼに対する見方が変わった。でも同時に、ちゃんと改善してもらいたいとも思ってる。
「現在は時間外労働については改善されている」 って会社は言ってるけど、本当にそうなのかな。口だけじゃなくて、具体的な対策を実行して、働く人たちが安心して働ける環境を作ってほしい。
私たちが愛してきたあの甘いお菓子が、働く人たちの犠牲の上に成り立ってたなんて、あまりに苦い現実だから。
シャトレーゼには、本当の意味での「甘い」企業になってもらいたい。従業員にとっても、消費者にとっても、みんなが笑顔になれるような。それができたら、きっともっと愛される企業になると思うんだ。

甘いお菓子の裏に苦い現実…シャトレーゼ、変われるかな
この記事を読んで分かった事
今回のシャトレーゼの件で分かったのは、私たちが愛する身近な企業でも深刻な労働問題が起きているということ。月113時間の残業、外国人労働者への給与未払い、下請け業者への不当な扱い…これらは氷山の一角かもしれない。
私たちが考えるべきは:
- 「安さ」の裏にある労働者の犠牲について
- 企業選びの基準に「従業員への待遇」を加えること
- 違法な労働環境を見つけたら声を上げる勇気を持つこと
- 一人ひとりの意識が企業を変える力になるということ
甘いお菓子の裏で苦い現実があってはいけない。私たち消費者も、働く人たちも、みんなが笑顔になれる社会を作るために、今回の問題を忘れずにいたい。
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