「え、マジか!お風呂から湯船が消える日が来るって…?」
どうも、トレンドウォッチャー兼ルポライターのみくです。先日、ネットを見ていたら思わず目を疑うニュースを発見しました。
「湯船はコスパ・タイパが悪い?、「浴槽レス」若者に人気…掃除は手軽で家賃も割安」 (記事URL: 湯船はコスパ・タイパが悪い?、「浴槽レス」若者に人気…掃除は手軽で家賃も割安 )
最初は正直、「冗談でしょ?」と思いました。だって私、仕事で疲れた日の夜は湯船で半身浴が日課なんです。でも、この記事を深く読み込んでいくうちに…腑に落ちる部分もあって。特にコスパとかタイパを重視する私たち世代にとって「浴槽レス」って選択肢は、意外とアリなのかも?
この記事を読んでわかること
- 湯船離れが若者の間で静かに広がっている理由
- 「浴槽レス」生活の本当のメリット・デメリット
- あなたに「浴槽レス」が向いているかどうかの判断基準
- 一人暮らしの家探しで考えるべき新たな選択肢
- 最近よく見る浴室掃除グッズの中で、気になってチェックしたのがこれ。
- 正直期待してなかったけど、使ってみるとかなり便利で助かってます。
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ニュースから見えてきた!「浴槽レス」若者に支持される3つの理由
そもそも、なぜ若者の間で「浴槽レス」が選ばれ始めているのか。記事を読んで、以下の3つが大きな理由だと感じました。
- 時間もお金も節約できる
- 面倒な風呂掃除からの解放
- 家賃が安くなる可能性
個人的に、特に共感したのが「風呂掃除からの解放」です。実家暮らしの頃、風呂掃除は家族内ローテーションの中で最も嫌われる係でした。一人暮らしを始めた今、掃除が億劫で湯船に入らない日も少なくありません。
1. 時間とお金の節約効果は思った以上に大きい
私たち若者はとにかく「時間がない」んです。学業、バイト、就活、SNS…やることリストが尽きません。そんな中で「湯船にお湯をためる時間」や「湯船に浸かる時間」は、スマホを見る時間にも、勉強する時間にも、友達と会う時間にも使えるわけです。
水道代やガス代も、実はバカにならない出費です。私の場合、引っ越し後の最初の光熱費請求で心底ショックを受けたものです。冬場はお風呂のガス代だけで月に5,000円近くかかっていたこともありました。シャワーだけで済ませられたら、その分の出費はかなり抑えられるはず。

「湯船って贅沢品だったのかも…ガス代5,000円とか聞くと、そりゃシャワー派が増えるのも納得だよね」
2. 風呂掃除という名のストレスから解放される
ここは本当に共感…!湯船の掃除って、なんであんなに大変なんでしょう?私が風呂掃除で特にストレスに感じるのは:
- 中腰姿勢が腰に来る(先日、筋肉痛になりました)
- ピンクのヌメリが気持ち悪い(見たくない)
- カビ取り剤の匂いで頭痛がする(これマジでキツい)
- 排水口の髪の毛掃除が本当に嫌(吐きそうになります)
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友人のSNSでも「風呂掃除のストレスから解放されたい」という投稿をよく見かけます。こういう地味なストレスから解放されるだけでも、日常の幸福度はかなり上がるかもしれません。
3. 同条件なら家賃が安くなる可能性も

不動産ポータルサイトでいくつか物件を調べてみましたが、確かに同じ立地・広さなら、浴槽なしの物件は月に3,000~5,000円ほど安い傾向がありました。特に東京や大阪などの都市部では、この差額は決して小さくありません。
私が昨年探した時も、浴槽なしの物件は少し安かったんですよね。でも当時は「湯船なしなんて考えられない!」と思っていたので選択肢から外していました。今考えると、もっと柔軟に考えれば良かったかも…。
「浴槽レス」生活の本当のメリット・デメリット
メリット:予想以上のメリットがたくさん
- 光熱費の削減効果は想像以上 実際に友人から聞いた話では、シャワーのみの生活に切り替えて水道・ガス代が月に4,000円も安くなったとか。年間にすると48,000円。これって結構大きいですよね。私のコスメ代が増やせる…!
- 掃除の精神的負担が減る 浴槽掃除のストレスから解放されるのは、単に時間の節約だけでなく、精神衛生上もかなりのメリットです。私の場合、風呂掃除の日は気分が落ち込むことが多いんです。それがなくなるだけで、生活の質が上がる気がします。
- 浴室空間が広く感じる 浴槽がないと、その分の空間が空くので、浴室全体が広く感じることも。特に都心の狭いユニットバスなら、この解放感は大きいかも。実際、友人の浴槽レスの家に遊びに行ったとき、「思ったより広い!」と驚きました。
- 朝の準備が捗る 朝に湯船に浸かる習慣がある人は少ないと思いますが、浴槽があるだけでスペースを取るし、シャワーを浴びる際も動きにくいですよね。浴槽レスなら、朝のシャワータイムが快適になるかも。
デメリット:正直、痛いところもある
- あのリラックス感は味わえない これは本当に大きいです…。私自身、仕事で疲れて帰ってきた日の湯船タイムは至福の時間。体が浮く感覚、じんわり温まる感じ、これはシャワーだけでは絶対に味わえません。
- 冬は辛い可能性が高い 特に寒い地域や寒さに弱い人にとっては、湯船なしの冬は過酷かも。私は冷え性なので、冬場は湯船に浸からないと芯から温まらず、夜中に足が冷たくて目が覚めることもあります。
- 入浴剤の楽しみがなくなる 週末に好きな入浴剤を選ぶのが楽しみという人も多いはず。私もラベンダーの入浴剤が好きで、ストレス発散に使っています。これがなくなるのは思った以上に寂しいかも。
- 体調不良時にキツい 風邪気味の時、生理痛がひどい時、筋肉痛の時など、体調が悪い時こそ湯船の恩恵が大きいです。私は先月風邪をひいた時、湯船に浸かって汗を流したら、翌日には熱が下がりました。シャワーだけだとこうはいきません。
【体験談】私が浴槽ありの部屋を選んだ理由と後悔
去年、一人暮らしを始める時、私は迷わず湯船ありの物件を選びました。その理由は単純に「お風呂に浸かるのが好き」だから。でも、実際に住んでみると、思っていたほどは湯船を使っていないことに気づいたんです。
平日は疲れて帰ってきて、「今日はシャワーだけにしよう」と思うことが増えていきました。湯船にお湯をためるのを待つ間、スマホをいじったり、夕食の準備をしたりするのですが、なんとなく中途半端な時間になってしまうんですよね。
結局、週に1〜2回しか湯船に浸からなくなった私。でも湯船の掃除は週1回必要で、これが本当に面倒…。あの中腰での作業が腰に来るし、カビ取り剤の匂いで頭痛がすることもあります。「このために月5,000円も余計に家賃払ってるのか…」と考えると、少し後悔することもあります。
ただ、真冬の寒い日や、仕事で疲れ切った日、生理痛がひどい日には、やっぱり湯船に浸かると心からホッとします。シャワーだけでは得られないこの安心感は、私にとってはまだ手放せないものかもしれません。

「週1〜2回しか入らなくても、あの“ホッとする瞬間”のために湯船付き物件を選ぶ気持ち、わかるなぁ。コスパだけじゃ測れない癒やしってあるよね」
浴槽レスは本当に「若者のトレンド」なのか?データで考察
実際のところ、「浴槽レス」は本当に若者のトレンドなのでしょうか?いくつかの調査を見てみました。
某不動産会社が20代の単身者500人に行った調査では、「理想の物件を選ぶ際に浴槽は必須か」という質問に対して:
という結果だったそうです。
20代単身者の「理想の物件選び」と浴槽の必須度に関する調査データまとめ
調査概要
- 対象:20代単身者(多くは20~30代の男女)
- サンプル数:500~550人規模の調査が複数
- 調査方法:インターネットリサーチ
主要な調査結果
「バス・トイレ別」が圧倒的な必須条件
「バス・トイレ別」は、男女問わず一人暮らしで最も重視されている設備であり、「これがないと入居しない」という必須条件として認識されている。
20~30代の単身者550人への調査で、「一人暮らしで外せない設備」第1位は「バス・トイレ別」(50.9%)。
また、住宅設備メーカーの調査によれば、「平日にお風呂に浸かる頻度」について、20代の回答は:
- 「ほぼ毎日」:36%
- 「週に3〜4回」:29%
- 「週に1〜2回」:25%
- 「ほとんど浸からない」:10%
という結果でした。つまり、「ほとんど浸からない」人は少数派ですが、「毎日浸かる」人も半数以下なんですね。
この数字を見ると、「浴槽レス」は確かにニッチな選択肢ではあるものの、35%の人が週に1〜2回以下しか湯船に浸からないことを考えると、潜在的な「浴槽レス適性者」は少なくないのかもしれません。
浴槽自体の必須度・利用実態
- シングル層の約33%が「浴槽をほとんど使っていない」と回答。
- 「毎日湯舟につかる」人は約35%、一方で「月に1日未満」しか浴槽を使わない人が約23%2。
- 浴槽がなくても「シャワーのみ」で十分と考える人も一定数存在し、掃除の手間や光熱費の節約、居住スペースの拡大を理由に「浴槽不要」と考える傾向も見られる。
「浴槽がないと借りない」か?
- 利用頻度が少ない人もいるが、「いざなかったら借りない」という声もあり、特に独身女性にその傾向が強い。
- ただし、「バス・トイレ別」を重視する声が圧倒的であり、「浴槽の有無」より「バス・トイレが分かれているかどうか」が物件選びの分岐点になっている。
傾向のまとめ
特に女性は設備へのこだわりが強い傾向がある。
20代単身者の物件選びで最も重視されるのは「バス・トイレ別」。
浴槽については「必須」とする人は半数未満で、利用頻度も低下傾向。
しかし、浴槽がまったくない物件(シャワーのみ)は、一定数の需要はあるものの、全体としては「バス・トイレ別」の方がより重要視されている。
出典元:
2019年度版・最新の入居者ニーズ大調査【設備】
一人暮らしでこれだけは外せないと思う賃貸物件の設備ランキング
一人暮らしのシングルに聞いた 賃貸住宅設備ランキング 2021
浴槽レスがあなたに向いているかチェックリスト
あなたは浴槽レス向きかもしれないチェックリスト:
□ 風呂掃除が苦痛で先延ばしにしがち □ 平日は疲れていてシャワーだけで済ませることが多い □ 光熱費の節約を真剣に考えている □ 忙しくて湯船にゆっくり浸かる時間がない □ 家賃や立地を優先したい □ 汗をかきやすく、シャワーでも十分清潔になれる □ 銭湯や温泉、実家などで時々湯船に浸かる機会がある

「湯船なくても、意外といけるかも…?」って思った人、多いんじゃないかな。全部当てはまった私は、次の引っ越し先で浴槽レス検討中です…。
一方、以下の項目が多く当てはまる人は、浴槽があった方が幸せかもしれません:
□ 冷え性で湯船でしか体が温まらない □ ストレス解消法として湯船に浸かることが習慣 □ 筋肉痛や体の不調が出やすい □ 入浴剤を集めるのが好き □ 長風呂派である □ 一度体を温めないと眠れない
結論:あなたにとっての「お風呂」の意味を考えよう

この記事では、最近注目されている「浴槽レス」について深掘りしてきました。コスパやタイパ、掃除の手間、家賃など、様々な観点から見ると、確かに魅力的な選択肢かもしれません。
でも最終的には、あなた自身にとって「お風呂」や「湯船」がどんな意味を持つのかが大切です。単なる「体を洗う場所」なのか、それとも「心と体を癒やす特別な時間」なのか。
私自身は、今の家賃と掃除の手間を考えると浴槽レスも悪くないかなと思いつつも、あの温かさとリラックス感を手放す勇気がまだありません。でも、次の引っ越しの時には、もう少し真剣に検討するかもしれません。
皆さんはどうでしょうか?「浴槽レス」生活、アリですか?ナシですか?
この記事を読んで分かったことと考えるべきこと
- 「浴槽レス」は単なるトレンドではなく、現代の若者のライフスタイルや価値観の変化を反映している
- 湯船の有無は、コスト面だけでなく、時間の使い方や心身の健康にも関わる重要な選択
- 家探しの際は「当たり前」と思っていた設備の必要性を、自分のライフスタイルに合わせて再考する価値がある
- 住環境の選択において「こうあるべき」という固定観念より、自分にとっての快適さを優先することが大切
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
執筆:みく
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