【2025年初夏】なぜ今「塩スイーツ」なのか?現場から見えた本当の理由

塩バニラアイスや塩キャラメル、塩バタークッキーなど、塩味を取り入れたスイーツが並ぶ写真。 スイーツ

こんにちは、みくです。都内でルポライターをしている21歳です。

最近、コンビニに行くたびに目に飛び込んでくるのが「塩スイーツ」の文字。正直最初は「また新しい流行か」程度に思っていたんですが、これがあまりにも多すぎて気になり始めました。森永、ロッテ、明治…大手メーカーが軒並み塩系商品を出している。しかも、どれも結構な売れ行きなんです。

そこで今回、私なりに調べて実際に食べ比べもしてみました。単なる味の流行では終わらない、もっと深い理由があるんじゃないかと思ったからです。

この記事を読んでわかること

  • 塩スイーツブームの社会的背景と消費者心理
  • 主要メーカーの戦略と商品特徴
  • 実際の購入者の生の声と評価
  • この現象から読み取れる食品業界の変化

なぜ今、塩なのか?推測される3つの理由

まず、なぜここまで塩スイーツが注目されているのか。様々な観察から、以下のような背景が考えられます。

1. 夏の暑さと塩分補給への関心の高まり

近年の夏の暑さは年々厳しくなっており、熱中症対策として塩分補給への関心が高まっています。私も取材で外を歩き回っていると、確実に暑さが厳しくなっているのを実感します。

従来のスポーツドリンクだけでは物足りない消費者が、「美味しく塩分も摂れる」塩スイーツに注目する流れがあるのかもしれません。ただし、塩スイーツで熱中症対策ができるわけではないので、あくまで心理的な安心感の側面が大きいと思われます。

2. ストレス社会における「甘じょっぱい味」への欲求

糖分と塩分の組み合わせは多くの人が快感を感じる味の組み合わせとして知られています。コロナ禍以降、在宅ワークが増えて生活リズムが変化する中、「甘じょっぱい味」を求める人が増えている可能性があります。

3. 「プチ贅沢」需要の定着

100円から200円程度で買える塩スイーツは、まさに現代人の「ちょっとした贅沢」ニーズにぴったり。外食を控える分、日常の小さな楽しみに投資する傾向が続いているようです。


森永製菓の本格参入

今回の取材で印象的だったのが、森永製菓の塩スイーツへの取り組みです。複数の商品でフランスのロレーヌ産岩塩を使用するなど、材料にこだわった商品展開を行っています。

マリー「塩バター」(税込198円前後)

最初に食べたとき、正直「普通のマリーと何が違うの?」と思いました。でも2枚目、3枚目と食べ進めると、後に残る塩味の余韻が癖になる。これは確実にリピートしたくなる味です。

都内のあるコンビニでは通常のマリーより売れ行きが良いという話も聞きました。カロリーも1枚47kcalと控えめで、罪悪感なく食べられるのも人気の一因でしょう。

マリー「塩バター」(税込198円前後)

チョコボール「塩レモン味」(税込129円)

これは完全に夏向けですね。酸味と塩味で、いわゆる「夏バテ時でも食べやすい」味に仕上がっています。私は冷凍庫で2時間冷やして食べるのが気に入りました。

SNSを見ていると、「酸っぱすぎず、しょっぱすぎず、絶妙」という声が多数。確かに、レモンの主張が強すぎないのが良いところです。

チョコボール「塩レモン味」(税込129円)

カレ・ド・ショコラ「塩キャラメル」(税込280円前後)

これは明らかに大人向け。個包装で高級感もあり、仕事中の集中力アップ用として購入している人も見かけます。

実際、私も締切前の夜に1枚ずつ食べながら原稿を書いていたのですが、甘すぎない絶妙な味加減で集中が途切れませんでした。

カレ・ド・ショコラ「塩キャラメル」(税込280円前後)


他社の動向も活発

森永以外のメーカーも、この波に乗ろうと様々な商品を投入しています。

ロッテの「爽 塩バニラ」は、アイス業界での塩系参入として注目。明治の「ザ・チョコレート」シリーズでも塩系フレーバーが登場しています。

特に「塩+乳製品」の組み合わせが人気で、確かに味に深みが出るんですよね。これは間違いなく定番化しそうです。

爽 塩バニラ


商品比較:主要塩スイーツの特徴

商品名塩の種類食感おすすめの食べ方特徴
マリー「塩バター」(税込198円前後)
ロレーヌ産岩塩サクサク常温、コーヒーとクセのない甘じょっぱさ
チョコボール「塩レモン味」(税込129円)ロレーヌ産岩塩カリッと軽め冷やして食べる夏向けさっぱり系
カレ・ド・ショコラ「塩キャラメル」(税込280円前後)
ロレーヌ産岩塩なめらか1枚ずつ丁寧に味わう高級チョコ枠
爽 塩バニラ記載なしシャリシャリ冷凍庫から出してすぐアイス系塩スイーツ

*価格は都内コンビニでの参考価格(店舗により異なります)


消費者の生の声

塩バタークッキーや塩チョコレートを楽しむ若い女性。塩スイーツの人気と日常化を象徴するシーン。
多様な塩スイーツを手に取り、味わいながらくつろぐ女性の姿が、今や定番となった塩味おやつの魅力と広がりを映し出しています。AIが描いたイメージです。

SNSや店頭での観察、実際に購入している人への簡単なヒアリングから見えてきたのは以下のような声です。

「健康に良さそうで罪悪感が少ない」(30代女性会社員)
「暑い日でも食べやすい」(20代男性大学生)
「普通のお菓子より満足感がある」(40代女性主婦)

興味深いのは、購入理由として「健康」を挙げる人が多いこと。実際は普通のお菓子とカロリーはそれほど変わらないのですが、消費者の中では「塩=健康的」というイメージが形成されているようです。


木村屋總本店も参戦

パンで有名な木村屋總本店も、「ジャンボむしケーキ」シリーズで塩系商品を展開。沖縄県産の塩を使用し、税込117円という手頃な価格設定です。

これを食べてみて驚いたのは、温めても冷やしても美味しいという汎用性の高さ。朝食代わりにもなるし、夜のデザートにもなる。この「時間を選ばない」特徴は、他の塩スイーツにはない強みですね。


この現象から見えてくるもの

取材を通して感じたのは、塩スイーツブームは単なる一過性の流行ではないということです。

気候の変化、ストレス社会、経済状況の変化…これらの社会的背景と消費者の心理的ニーズがマッチした結果が、今の塩スイーツブームなんだと思います。

メーカー側も、これを単なる季節商品ではなく、新しいカテゴリーとして育てようとしているのが伝わってきます。実際、各社の商品ラインナップの充実ぶりを見ると、本気度の高さがわかります。

ただし、消費者の「健康的」というイメージと実際の栄養成分には多少のギャップがあるのも事実。塩分や糖分の過剰摂取には注意が必要で、この点は今後メーカー側がどう対応していくか注目したいところです。


まとめ:分かったことと今後の注目点

今回の調査で分かったこと

  • 塩スイーツブームには複数の社会的背景が絡んでいる
  • メーカーの商品展開規模から見て、一過性の流行ではない可能性が高い
  • 消費者の購入理由は味だけでなく「健康的」なイメージも大きい

今後注目したい点

  • 食品の流行と社会情勢の関係性をより深く理解する必要性
  • 消費者の「健康的」認識と実際の栄養成分の情報提供のあり方
  • この現象が示す現代人の食生活や価値観の変化

塩スイーツ、まだ試していない方はぜひ一度食べてみてください。きっと、この現象の背景が体感できると思います。ただし、塩分や糖分の摂りすぎには注意しながら、適度に楽しむのがおすすめです。


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