こんにちは、みゆきです。21歳のルポライターをやっています。
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友人のニックさんから聞いた、ある夜のクッキーの話が忘れられませんでした。成城石井の高級クッキーをたった1枚、家族で分け合って大切に味わう。その話を聞いて、私は自分の食生活を見つめ直すことになったんです。
朝はコンビニの菓子パン、夜はながら食べでお菓子をダラダラ。これじゃダメだなと思って、ニックさんとは真逆のアプローチを試してみることにしました。朝は話題の「完全栄養パン」で効率的に栄養を摂る。夜はニックさんのように、成城石井の高級クッキーを1枚だけ、じっくり味わって食べる。
1週間この生活をやってみたら、ニックさんが教えてくれた「余白の大切さ」の意味が、身をもって分かりました。
この記事を読んでわかること
- BASE BREADを毎朝食べ続けた21歳女性のリアルな体験談
- 成城石井の2層塩キャラメルクッキーが持つ「満足の科学」
- 朝の効率と夜の余白で一日をデザインする方法
- 忙しい現代人が実際に続けられる食事ルーティンの作り方
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第1章|朝の現実:BASE BREADとの格闘の日々
初日の衝撃「これ、本当にパン?」
BASE BREADを初めて手に取った時の感想は「重い」でした。普通のパンの1.5倍くらいの重量感があって、「あ、これは普通のパンじゃないな」と直感的に分かりました。
今回、レビューしたBASE BREAD(ベースブレッド) チョコレート味

袋を開けて常温でそのまま食べた時の率直な感想?「う〜ん、微妙」でした。パサつきが気になるし、甘みも控えめで正直物足りない。ネットの口コミで「まずい」って書かれているのも納得できる味でした。
でも、ここで諦めたら何も始まりません。私、ルポライターとして色んなものを取材してきましたが、第一印象で判断するのは危険だって学んでいるんです。
とにかく成分表を確認

転機が訪れたのは3日目でした。たまたま朝の準備でバタバタしていて、電子レンジで20秒温めてから食べてみたら…全然違う食べ物になったんです!
生地がしっとりして、中のチョコチップがほんのり溶けて、何より香りが立つ。「あ、これなら毎朝食べられるかも」と思った瞬間でした。コツは温めることだったんですね。
便秘体質の私に起きた奇跡
実は私、かなりひどい便秘体質でした。2〜3日出ないのが普通で、1週間出ないこともしょっちゅう。母親からも「野菜もっと食べなさい」って言われ続けてきました。
ところが、BASE BREAD(ベースブレッド) チョコレート味を食べ始めて3日目から、毎朝お通じがあるようになったんです。最初は偶然かと思いましたが、1週間続いたので、これは食物繊維の効果だと確信しました。
調べてみると、BASE BREAD1食分(2袋)には食物繊維が6.8g含まれているそうです。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」」によると、20代女性の食物繊維推奨量は18g/日なので、朝食だけで約38%をカバーできる計算になります。
私の普段の食物繊維摂取量は12.8g程度だったと思うので(農林水産省の統計だと20代女性の平均がこのくらい)、明らかに不足していたんですね。数字で見ると、その差は歴然でした。
午後の「甘いもの欲しい攻撃」が消えた理由
もう一つ驚いたのは、午後の間食がかなり減ったことです。
以前の私は、毎日15時頃になると無性に甘いものが欲しくなって、コンビニでお菓子を買ってしまう習慣がありました。チョコレートやクッキー、時にはケーキまで。気がついたら1日に500kcal以上を間食で摂っていることもありました。
でも朝にBASE BREADでしっかりタンパク質を摂ったからか、血糖値が安定しているような感覚があって、「甘いもの欲しい攻撃」が明らかに弱くなったんです。
タンパク質13.5gって、茹で卵約2個分に相当します。これを朝にしっかり摂ることで、血糖値の急上昇・急降下が抑えられているのかもしれません。(もちろん、これは私の体感であって、医学的な根拠があるわけではありませんが)
罪悪感からの解放という予想外の効果
でも一番大きかった変化は、実は精神的なものでした。
これまで朝食でコンビニの菓子パンを買う時、いつも「また体に悪いもの食べちゃった」という後ろめたさがありました。チョコクロワッサンとか美味しいんですけど、食べた後に必ず罪悪感が襲ってくるんです。
でもBASE BREADは「体に良いものを食べている」という安心感があります。栄養計算されているし、添加物も最小限。朝から「今日は良いスタートを切れた」という気持ちで一日を始められるようになりました。
この精神的な効果は、数値では測れないけれど、確実に私の生活の質を上げてくれました。

転換点:ニックさんから聞いた「最後の1枚」の物語
朝の効率化で午後の集中力は確実に上がりました。でも夕方になると、なんだか物足りなさを感じるようになったんです。
効率ばかり追求していると、「楽しむ余白」が足りなくなるんだなって。そんな時に思い出したのが、友人のニックさんから聞いた話でした。
ニックさんは普段あまり感情的な話をしない人なんですが、成城石井のクッキーについて語る時だけは、目をキラキラさせて話すんです。
「たった1枚のクッキーで、こんなに幸せになれるなんて」
って。
最初は「大げさな」と思っていましたが、彼の体験談を詳しく聞いているうちに、これは単なるお菓子の話じゃないなと気づきました。家族との時間、幸せの見つけ方、そして「余白を味わう」ということの本当の意味が込められていたんです。
第2章|ニックの「最後の1枚」〜余白の夜が教えてくれたこと
ここからは、ニックさんの体験談をそのまま紹介させてもらいます。この話を聞いて、私も夜の過ごし方を根本的に変えることにしたんです。
小3の息子とトランプで熱戦を繰り広げていた、とある日の夜。
夕飯のカレーも食べ終わり、平和だなぁ…なんて思っていた僕の耳に、妻からの甘い囁きが届きました。
妻「そういえばニックの分のクッキーあるよ」
きた…!成城石井の、あの絶品クッキーだ!

前に食べたチョコ味の衝撃が脳裏をよぎります。今回は白いクッキーだ。「2層仕立ての塩キャラメルソフトクッキー」か。
期待に胸を膨らませてダイニングへ向かった僕が見つけたのは、ポツンと、たった1枚だけ残された、クッキー。

…え?
僕「1枚しかない…。もう2人は食べたの?」
妻「うん、昨日食べたんだ」
昨日…。そうか、僕が熱中症気味でうなされ、一人寂しく寝込んでいた、あの時間に…。
僕が苦しんでいる間、この2人はクッキーを囲んで幸せなひとときを過ごしていたというのか…!
いや、待てよ。落ち着け僕。あれは4枚入りのはずだ。1枚ずつなら、まだ2枚は残されているはず…!

残り二枚は何処へ??
僕「4枚入りなのに何で!? 僕の計算が正しければ、あと2枚は…!」
妻「ふふん。我が家のルールでは、給料日にスイーツを買った者が、配分の決定権を握るのよ。もちろん私が2枚」
まるで女王のような貫禄で言い放つ妻。その絶対的な理不尽さの前に、僕はなすすべもなく崩れ落ちました。完敗です。

ニックさん、どこでも主婦は強いのよ。諦めてね。

トホホ…
僕「…じゃあパパ、その奇跡の1枚を、ありがたくいただきます」
息子「じゃあ俺はお風呂に入ってくる!」
嵐のように去っていく息子を見送り、僕は改めてテーブルの上の「最後の1枚」と対峙します。
スケールに乗せ、重さを確認するこの瞬間が、僕の心を落ち着かせる儀式です。

45g。クッキー1枚にしてはずっしりと重い。
今日の僕の幸せのすべてが、この45gに凝縮されている。心して味わわなければ。
いよいよ、ひとくち、パクり…。
…っ、うまぁ…!

口に入れた瞬間、ホロッと崩れる繊細な生地。これが、すべての始まりを告げる合図でした。
まず、鼻を抜ける芳醇な香り。そして舌の上でふわっと広がるリッチなバターのコクが【第一の波】だ。時間差で、中のキャラメルペーストが、まるで牧場の絞りたての牛乳で作ったようなミルキィな甘さで舌を包み込む【第二の波】。その甘さに溺れかけた瞬間、塩の粒子が『ここで出番だ!』とばかりにキラリと光り、絶妙な塩気で全体の味をキリッと引き締める【第三の波】。
そしてしょっぱさの後には、また幸せな甘さの余韻がじんわりと戻ってくる…。
甘い、ミルキィ、しょっぱい、そしてまた甘い。これはただのクッキーじゃない。緻密に設計された、味のレイヤー構造⋯。
「ケーキを食べたような満足感」の正体は、この計算され尽くした味の体験にあったのか…!
あっという間に食べ終わり、幸福の余韻に浸っていると、息子が風呂から帰還。
息子「あ、クッキー?うまいよねー。パパー、前のチョコとどっちが美味い?」
僕「う〜ん…これは究極の質問だな。どっちも美味いけど、幸せの種類が違うんだよ」
そう、チョコ味は脳天をガツンと殴られるような「衝撃的な幸福」。対してこの塩キャラメルは、味のハーモニーで心を満たしていく「持続的な幸福」。

幸福の二重ハーモニー💛

気分によって選びたい幸福が違う、と言えるかもしれません。
僕「安いクッキーをたくさん食べるより、この1枚をじっくり味わう方が、絶対に心は満たされるな…」
ふと、そんな言葉が口をついて出ました。
忙しい毎日で、つい効率や量ばかりを求めてしまうけれど。本当に大切なのは、このクッキーのように、一つのことをじっくりと味わう「心の余白」や「体験の質」そのものなのかもしれない。
仕事も、人との時間も、きっと同じだ。たった1枚のクッキーが、僕に人生を語りかけてきたような気がしました。
この感動の正体を知りたくて、思わず原材料に目をやると…。砂糖、小麦粉、バター、牛乳、生クリーム、アーモンドプードル…。これは原材料名じゃない、幸せになるための魔法の呪文です。

そしてカロリーは192kcal。この罪深き美味しさよ…!
成分 | 含有量 |
---|---|
エネルギー | 192kcal |
たんぱく質 | 2.3g |
脂質 | 12.5g |
炭水化物 | 22.5g |
食塩相当量 | 0.29g |
※画像表示の数値を転記(推定値)。
本当に美味しくて、思わず2枚目に手が伸びそうになるクッキー。

最近、すっかり運動不足でお腹周りにお肉がついてきた僕。妻が2枚食べてくれて、1枚しか残っていなくて…本当に、本当に良かったのかもしれません(笑)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
もし食べたことがある方がいたら、あなたは「衝撃のショコラ派」か「持続の塩キャラメル派」か、ぜひコメントで教えてくださいね!
ニックさんの体験から学んだ「余白の科学」
この話を聞いて、私は深く考え込んでしまいました。
ニックさんにとって、このクッキーは単なるお菓子ではありません。家族との時間、一日の終わりの儀式、そして「今この瞬間」を大切にする哲学が込められているんです。
特に印象的だったのは、スケールで重さを測るところ。45gという数字を確認することで、その1枚への集中度を最大化している。これって、マインドフルネスの考え方そのものですよね。
私も同じように、夜は「1枚だけ」のルールを作って、ゆっくり味わって食べるようにしました。
最初は物足りなかったです。以前は袋菓子を一袋空けるのが普通だったので、1枚だけなんて拷問に近い感覚でした。でも3日目くらいから、その1枚に集中することで、逆に満足感が高まることに気づいたんです。
私なりの「1枚の儀式」の作り方
ニックさんのやり方を参考に、私なりの夜の儀式を作ってみました。
まず、夜の9時を過ぎたら完全にスマホの電源を切ります。テレビも消して、音楽だけ流す。そしてハーブティーを淹れて、成城石井のクッキーを1枚だけお皿に乗せる。
ニックさんのようにスケールで測ったりはしませんが、その1枚をじっくり観察することから始めます。表面の焼き色、チョコチップの配置、香り。そして一口ずつ、ゆっくり味わって食べる。
この時間が、一日の中で一番集中できる時間になりました。仕事のことも明日の予定も忘れて、ただその瞬間だけに意識を向ける。ニックさんが言っていた「心の余白」って、こういうことなんだなと実感しました。
1週間後の発見:効率と余白は対立しない
朝のBASE BREAD、夜のクッキー1枚。この生活を1週間続けて分かったのは、効率と余白は対立するものではないということでした。
むしろ、朝に効率的に栄養を摂ることで、夜の余白をより深く味わえるようになったんです。BASE BREADで体調が安定したおかげで、クッキーの味わいにもより集中できるようになりました。
そして何より、食事に対する意識が根本的に変わりました。朝は「燃料補給」として機能性を重視し、夜は「体験」として質を重視する。この使い分けによって、食事全体の満足度が格段に上がったんです。
コスパの現実とニックさんの価値観
正直な話、このライフスタイルは安くありません。
BASE BREADは1個約200円、朝食として2個なら400円。成城石井のクッキーは1枚150円程度。1日当たり550円、月換算で約16,500円(平日のみ)です。
コンビニの菓子パンと袋菓子で済ませれば、半額以下になるでしょう。でも、ニックさんの話を聞いて気づいたのは、「安さ」と「価値」は全く別の概念だということです。
ニックさんは1枚150円のクッキーから、家族との会話、一日の振り返り、味覚の探求、そして人生哲学まで得ています。これを時給換算したら、どれほどの価値になるでしょうか。
私の場合も、朝の決断疲れがなくなったことで仕事の効率が上がり、夜の余白時間で心が整うことでストレスが減りました。この効果を考えれば、月16,500円は妥当な投資かもしれません。
味の好みとリアルな継続性
ただし、これは万人にお勧めできるものではありません。
BASE BREADは、確実に好みが分かれます。私の友人5人に試してもらったところ、2人は「無理」という反応でした。特に、ふわふわのパンを期待している人には向きません。
成城石井のクッキーも同様です。普通のクッキーより甘さ控えめで、人によっては「高いのに物足りない」と感じるかもしれません。
継続性についても正直に言うと、完璧にはできていません。たまにはコンビニの菓子パンを買う日もあるし、夜にクッキーを2枚食べちゃう日もあります。でも「基本はこのパターン」という軸があることで、少しずれても軌道修正できています。
ニックさんと私、それぞれの幸福論
ニックさんの話を聞いて気づいたのは、同じクッキーでも、人によって得られる幸福が全く違うということです。
ニックさんにとっては家族との絆を深める道具であり、一日を振り返る時間であり、味覚を研ぎ澄ます修行のような存在。
私にとっては、効率化した朝とのバランスを取る「余白」であり、自分自身と向き合う時間であり、食事に対する意識を変えるきっかけでした。
同じ商品なのに、これほど多様な価値を生み出せるのは、食べ物の面白さでもあり、人間の豊かさでもあると思います。
最終的に辿り着いた私なりの答え
この1週間の実験を通して、私なりの食事哲学が見えてきました。
朝は迷わず、効率的に、体を整える。夜はゆっくり、丁寧に、心を満たす。この2つのバランスで、一日全体のリズムが作られる。
完璧な解決策ではないけれど、忙しい現代人にとって一つの答えになるかもしれません。
そして何より、
これが、私がこの1週間で得た一番大きな財産かもしれません。
この記事を読んで分かったことと考えるべきこと
- 朝食の固定化と夜の「儀式化」により、食事全体の満足度が向上する可能性がある
- 高価格帯の商品も、体験として消費すれば十分なコストパフォーマンスを発揮する場合がある
- 食事は単なる栄養摂取ではなく、生活リズムや精神状態に大きく影響する要素である
- 「効率」と「余白」は対立概念ではなく、時間帯や目的によって使い分けることで相乗効果を生む
- 同じ食品でも、食べ方や意識の向け方によって得られる価値は大きく変わる
- 継続するためには完璧を求めず、基本パターンを持ちながら柔軟性を保つことが重要
ただし、これは私個人の体験談です。体質や生活習慣、価値観によって感じ方は大きく変わります。気になる方は、まず少量から試してみることをお勧めします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。ニックさんのように、あなたも日常の小さな幸せを見つけるきっかけになれば嬉しいです。
この記事は21歳ルポライター・みゆきの実体験に基づく個人的な感想です。効果には個人差があります。栄養バランスの整った食事を心がけることが最も重要です。アレルギーをお持ちの方は原材料をよくご確認ください。
筆:みゆき
レポート&ライター:ニックさん
制作、発行:株式会社リミブレイク
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