コンビニ三国志:2024–25「さつまいも戦争」徹底レビュー【実食・価格比較】

焼き芋、スイートポテトクリーム、さつまいも団子が並んだ秋のスイーツ盛り合わせ スイーツニュース

こんにちは、ルポライターのみゆきです。今年もついに、あの季節がやってきました。街を歩いていると、どこからともなく漂ってくる甘い香り。そう、さつまいもの季節です。

実は私、去年ファミマで何気なく買った焼き芋を食べて、その美味しさに心底驚いたんです。「コンビニでこんなレベルの芋が食べられるなんて」って。それ以来、秋になると各コンビニのさつまいも商品をチェックするのが、私の密かな楽しみになっています。

でも2024年の秋は、いつもと様子が違いました。どのコンビニに入っても、さつまいも商品の種類が異常に多い。スイーツはもちろん、パンにアイス、焼き芋に干し芋まで。明らかに各社が本気で勝負を仕掛けてきている。これはもう、さつまいも戦争と言っても過言ではありません。

参考記事:「ファミマのお芋掘り」今年は体験型!?掘って食べるおいもスイーツも登場

この記事を読んでわかること

  • 2024年秋のコンビニ主要3社の最新さつまいも商品の実力
  • 実際に食べてみた正直なレビューと価格比較
  • どの商品が本当におすすめなのか
  • コンビニさつまいも商品の楽しみ方とアレンジ方法

そこで今回、主要コンビニ3社を中心に15種類以上のさつまいも商品を実際に購入し、食べ比べを敢行しました。正直言うと、お財布には厳しい調査でしたが、読者の皆さんに本当に美味しい商品を紹介するため、自腹で頑張りました。

ファミマの「お芋掘り」シリーズは本当に革命的?

植木鉢に見立てた器に盛られた、チョコクランブルとミントを添えたかぼちゃプリン
植木鉢のような器に、かぼちゃプリンとチョコクランブルを組み合わせたユニークなスイーツ。コンビニの背景で撮影され、遊び心を感じさせる一品です。AIが描いたイメージです

まずはファミマから。今年の目玉は間違いなく「お芋掘り」シリーズです。2024年は16種類を展開しているというから驚きです。

実際に食べてみたのは「おいも掘って食べるおいもスイーツ」(税込320円)。カップの蓋を開けると、確かに土に見立てたココアクッキーが敷き詰められています。スプーンで掘り進めていくと、濃厚な安納芋クリームが登場する仕組み。

正直、最初は「ギミック重視で味は二の次なんじゃないか」と疑っていました。でも実際に食べてみると、これが予想以上に美味しい。安納芋クリームはねっとりと濃厚で、まさに焼き芋を食べているような自然な甘さ。サクサクのクッキー生地との食感の対比も楽しくて、最後まで飽きずに食べられました。

パン系では「おいものふんわりもっちパン」(145円)も試しました。予想以上にもっちりとした食感で、優しい甘さの芋ペーストが全体に練り込まれています。朝食代わりにも良さそうな、ちょうどいい甘さ加減でした。

ただし、価格と内容量のバランスを考えると、すべての商品がコスパ抜群とは言えません。「紅はるかマドレーヌ」(178円)は確かに美味しいのですが、サイズが思っていたより小さくて、この価格を考えると少し物足りなさを感じました。

セブンは王道路線と話題の新商品で勝負

セブンイレブンの店舗前で撮影された、冷やしあまいもとさつまいもクリーム入りのスイーツボール
セブンイレブンの「ひやしあまいも」と、さつまいもクリームを詰めたふんわりスイーツボールの組み合わせ。秋の味覚を楽しめる贅沢なスイーツです。AIが描いたイメージです

セブンイレブンは、いつものように王道路線で攻めてきています。「7プレミアム さつまいもボール」(397円)は、SNSでも話題になった商品です。

実際に食べてみると、生地がモッチモチで食べ応えバツグン。なめらかなさつまいもペーストの甘さもたまりません。6個入りで397円という価格は少し高めに感じますが、一つ一つの完成度が高く、満足度は高いです。

でも、セブンで一番驚いたのは「冷やし甘いも」でした。最初は「冷やした焼き芋って美味しいの?」と半信半疑だったのですが、これが大当たり。専用遠赤外線オーブンを使用し、最大限甘みを引き出された焼き芋を、すぐに冷却してパックされています。

重さは118グラムという食べきりサイズで、まるでスイートポテトのような濃厚な味わい。何より素晴らしいのは、さつまいもだけを使った無添加スイーツなので、誰でも安心して食べられる点です。健康志向の友人にも自信を持って勧められる商品です。

ローソンは軽やかさと本格派のクオリティを両立

ローソンのさつまいもを使ったロールケーキとタルトのスイーツ
ローソン「Uchi Café」シリーズのスイーツ。ふわふわのロールケーキと、さつまいもを贅沢にあしらったタルトの組み合わせが並びます。AIが描いたイメージです

ローソンの戦略は、軽やかなスイーツと本格派の二本立てという感じでした。

お芋系のロールケーキは、その名の通り本当にふわふわ。芋のホイップクリームが軽やかで、食後のデザートとしてぺろりと食べられてしまいます。重たいスイーツが苦手な人にはぴったりだと思います。

一方で、本気度を感じたのがUchi Café Spécialitéシリーズです。これらの商品は正直、コンビニスイーツの域を超えています。素材やメニューのシンプルな美味しさを追求した、”ご褒美スイーツ”シリーズとして展開されており、価格は他と比べて高めですが、特別な日のご褒美スイーツとしては十分価値があると感じました。

スイーツ以外の選択肢も充実

湯気が立ち上る焼き芋と、さつまいもチップス、ドライさつまいもが並んだ木のテーブル
アツアツの焼き芋に加え、チップスやドライタイプのさつまいもが並ぶ、さつまいも尽くしの一枚。秋の味覚を楽しむ穏やかなひとときを感じさせます。AIが描いたイメージです

今年のコンビニさつまいも戦争の特徴として、スイーツ以外の商品が充実していることも挙げられます。

ファミマやセブンでは、秋冬になると店頭で石焼きに!ねっとりあま~い「焼きいも」が登場します。皮ごと食べられてホクホク感抜群。スイーツの甘さに疲れた時に、この素朴な美味しさがすごく魅力的に感じられました。

また、ナチュラルローソンや一部店舗で販売される「干し芋」も要注目です。食物繊維がたっぷりで、小腹が空いた時の罪悪感の少ないおやつとして重宝しています。特にダイエット中の友人からは「これなら安心して食べられる」と好評でした。

「紅はるかのチップス」(209円)や「紅はるかの芋けんぴ」(228円)も、軽い食感で手が止まらなくなる危険な美味しさ。コーヒーのお供にもぴったりです。

徹底比較:主要商品のまとめ表

コンビニさつまいも商品比較

🍠 コンビニさつまいも商品比較

ファミマ
おいも掘って食べるスイーツ
💰320円
🔥約310kcal
特徴
濃厚クリーム&体験型
おすすめシーン
📸 SNS映えしたい時
ファミマ
おいものふんわりもっちパン
💰145円
🔥約250kcal
特徴
もっちり食感のパン
おすすめシーン
🌅 朝の小腹満たし
セブン
冷やし甘いも
💰298円
🔥163kcal
特徴
ねっとり自然な甘み
おすすめシーン
🥗 健康志向/アレンジ用
セブン
7プレミアム さつまいもボール
💰397円
🔥1個約65kcal
特徴
もちもち食感6個入り
おすすめシーン
🍪 おやつ代わりに
ローソン
Uchi Café Spécialité系
💰270-320円
🔥約300-400kcal
特徴
専門店級の濃厚さ
おすすめシーン
🎁 ご褒美スイーツ
各社
干し芋
💰200-300円
🔥約150kcal
特徴
食物繊維豊富で腹持ち◎
おすすめシーン
⚖️ ダイエット中のおやつ
各社
さつまいもチップス
💰150-250円
🔥約180kcal
特徴
軽いポリポリ食感
おすすめシーン
☕ コーヒーやお茶のお供

美味しさをさらに引き出す裏技

バニラアイスをのせたさつまいもケーキと、ふんわり丸パンが並ぶ白い皿
濃厚なさつまいもケーキにバニラアイスを添え、隣にはふんわりと焼き上げた丸パン。秋の甘さを存分に楽しめる贅沢なスイーツプレートです。AIが描いたイメージです

調査を進める中で、いくつかの美味しい食べ方も発見しました。

パン系は、トースターで軽く温め直すと美味しさが格段にアップします。特にファミマのもっちパンは、温めることで芋の香りがより引き立ちます。

また、ローソンのUchi Café Spécialitéシリーズにバニラアイスを添えると、もう完璧なデザートの完成。友人を家に招いた時に出したら、「どこのケーキ屋さんで買ったの?」と驚かれました。

SNSでの共有も楽しみの一つ。「#コンビニスイーツ部」や「#さつまいも愛」のハッシュタグを付けて投稿すると、同じような商品を楽しんでいる人たちと繋がれて面白いです。

私的ベスト3を発表

秋の落ち葉とどんぐりに囲まれた、ファミリーマートとセブンイレブンのさつまいもスイーツ商品
ファミリーマートとセブンイレブンから登場した、さつまいもを使った季節限定スイーツ。秋の雰囲気に包まれた華やかなスイーツコレクションです。AIが描いたイメージです

さて、15種類以上を食べ比べた結果、私なりのランキングを作ってみました。

1位:セブン「冷やし甘いも」 無添加でヘルシー、それでいて濃厚な甘さ。価格も手頃で、健康を気にしながらスイーツを楽しめる点が素晴らしい。

2位:ファミマ「おいも掘って食べるおいもスイーツ」 体験の楽しさと味の良さを両立。SNS映えも抜群で、友人にも自信を持って勧められます。

3位:セブン「7プレミアム さつまいもボール」 価格は高めだけど、一つ一つのクオリティが高い。6個入りなので家族や友人とシェアしても楽しめる。

戦争の裏に見える各社の戦略

ファミリーマート、セブンイレブン、ローソンのロゴがさつまいもと色鮮やかなスプラッシュ背景に並ぶデザイン
ファミリーマート、セブンイレブン、ローソンの3大コンビニが、それぞれ趣向を凝らしたさつまいもスイーツで競い合う様子を表現したイメージ。迫力あるデザインが「スイーツ三国志」を感じさせます。AIが描いたイメージです

今回の調査を通して感じたのは、各コンビニの明確な戦略の違いです。

ファミマは「体験型」と「話題性」を重視。お芋掘りシリーズは2021年から続く人気企画で、SNS映えする商品で若い世代を取り込もうとしています。

セブンは「安定した品質」と「健康志向」。冷やし焼き芋のような、一見地味だけど実用性の高い商品を投入してきました。

ローソンは「高級路線」と「軽やか路線」の二極化。価格帯の幅を広げることで、より多くの顧客層をカバーしようとしているように見えます。

消費者にとっては、こうした競争により選択肢が増え、品質も向上するのは嬉しい限りです。ただし、期間限定商品が多いのが玉に瑕。気になる商品を見つけたら、早めに試すことをお勧めします。

この記事を読んで分かったことと考えるべきこと

  • コンビニ各社のさつまいも商品は年々クオリティが向上し、戦略も多様化している
  • 価格と品質のバランス、健康志向を考慮した商品選びが重要
  • 体験型商品やSNS映えを意識した商品が増加傾向
  • 無添加や自然素材を活用した健康志向の選択肢も充実
  • 期間限定商品が多いため、気になる商品は早めにチェックが必要
  • コンビニスイーツの進化により、専門店レベルの商品も手軽に楽しめる時代に

この秋は、ぜひ皆さんもコンビニで自分だけの「推し芋」を見つけてみてください。きっと新しい発見があるはずです。

関連LINK

ファミリーマート関連

セブンイレブン関連

ローソン関連

さつまいも商品に関する信頼できるレビューサイト

新商品情報サイト




この記事について

執筆者:みゆき
→ プロフィール詳細


この記事は、ITコンサルティングを専門とする 株式会社リミブレイク が運営するメディアとして、独自の取材と分析に基づき制作されました。

#コンビニスイーツ #さつまいも #秋スイーツ #ファミマ #セブンイレブン #ローソン #お芋掘り #冷やし焼き芋 #ウチカフェ #食べ比べ

コメント

タイトルとURLをコピーしました